Q.E.D.進学塾の小学6年生のHちゃんは本日、全国公開模試を受験します。首都圏模試-12月号です。これが模試の最終回、あとは入試本番に向かって一直線です。
Hちゃんは昨日、第一志望校へと赴き、同校の入試問題解説を受講してきたばかりです。そして今日が模試ですから明日は疲れて登塾してくることでしょう。
明日の授業では「入試問題解説」を再学習の予定です。問題数を絞って詳しく学習したいところです。
明日から入試前日まで、Hちゃんは入試過去問を集中学習します。学習の重点は算数・国語です。理科・社会に比べて配点が2倍だからです。算数>国語>社会>理科、このように学習時間を傾斜配分します。
授業時間の大半を割くのは入試過去問演習ですが、計算と漢字はこれまで通り継続学習します。
過去問が忙しいからと言って、計算と漢字の学習をやめてしまうと、Hちゃんが折角これまでに培ってきた計算力と文字力とを低下させてしまうからです。
また、入試問題オンリーではHちゃんの息が詰まってしまいます。過去問を解くのにフル回転した頭の回転数を少しだけ下げるのは、計算・漢字の学習時間なのです。
Hちゃんの今後の学習計画の大枠は上記に述べたとおりです。さらに詳細な学習計画については明日、Hちゃんと相談しながら決めます。
大人と子どもの時間感覚は異なります。2か月弱の期間は大人にとっては短期でも、子どもにとっては長丁場なのです。
Hちゃんが「これなら毎日続けられる。」と思える学習計画を練り上げたいものです。受験生本人が納得したうえで学習を進めることは、前向きな気持ちで受験勉強に取り組むための必要条件です。
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