2014-12-14

Q.E.D.進学塾の高校3年生~大学入試センター試験まで1か月

Q.E.D.進学塾の高校3年生のMoちゃんは大学入試センター試験を1か月に控え、受験勉強のラストスパートをかけています。

昨日の土曜授業でのことです。
Moちゃん「大事な話があるの。」
17時過ぎに他の塾生たちが帰宅するのを待ってMoちゃんはこう切り出しました。

Moちゃんは第一志望校を変更したいと言うのです。Moちゃんは涙を流しながらその理由を塾長に話してくれました。Moちゃんが熟考を重ねた上での決断でした。塾長はその決断を全肯定しました。

Moちゃん「これからは数・理・英に比重をかけたい。」
塾長「ぜひそうしなさい。」
Moちゃんが志望大学の入試対策を考え抜いた末の発言です。塾長はこれを即座に支持しました。

Moちゃん「学習量は増やさなくても大丈夫?」
塾長「今まで通り23時就寝を守るのよ。その範囲でできることを精一杯やろうね。」
これを聞いたMoちゃんの表情に初めて笑顔が浮かびました。

塾長「土日に国語と社会のセンター過去問を1回分ずつ解きなさい。実戦の勘を鈍らせないために。これなら60分でできるし。」
Moちゃん「そうする。」

MoちゃんがS大学への思いを捨て切れていないことを塾長は感じ取りました。塾長は「MoちゃんのS大学への道を閉ざしたくない。」さりとて「S大学がMoちゃんの受験勉強の負担になってはいけない。」と考えました。そこで出した結論が「土日に国語と社会を60分」だったのです。

残り1か月でできる学力の上積みは限られています。しかし心のケアはそうではありません。これから1か月をどう過ごすかで入試当日の心理状態が大きく変わってくるのです。

Moちゃんが笑顔で帰途に着いてくれたことが何よりです。

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