2014-12-22

Q.E.D.進学塾の小学生姉妹~上がり九九と下がり九九

Q.E.D.進学塾の小学4年生のFちゃんと2年生のYちゃんは仲良し姉妹です。姉妹は登塾すると必ず九九の練習をします。

練習するのは日付けの一の位と同じ段です。たとえば今日は22日ですので、一の位=2、よって2の段の日でした。

姉妹ははじめに上がり九九、次に下がり九九の順で練習します。

姉妹のお母さま「Yが下がり九九をいやがるんですよねえ。」

塾長はいちばんやさしい0の段から、すなわち一昨日の土曜日から授業に下がり九九を導入しました。この作戦は成功でした。Yちゃんは抵抗感なく下がり九九を言ってくれました。

今夜の授業でFちゃんが下がり九九を練習したときのことです。

Fちゃん「九二18」
Yちゃん「九の段じゃないよ。」
Fちゃん「そっか、二の段だった。」
Fちゃん「二九18、二八16、二六12・・・」
塾長「一個ぬけたよ。」

ここで塾長は気づきました。小学生に下がり九九を苦手とする子が多いのは、下がりながら数を数えることが難しいためだと。

試しに塾長が九から順番に数を減らしながら指を折って見せると、Fちゃんはすらすらと二の段の下がり九九ができてしまったのです。

指を見せることは自転車の補助輪です。はじめは補助輪付きで、慣れてきたら補助を外して。姉妹が一歩一歩上達してくれることを塾長は願っています。

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