2012-06-25

Q.E.D.進学塾の小学4年生~図を理解する

Q.E.D.進学塾の小学4年生の月曜クラスのRちゃんは数直線と「てんとうむし」を、Aちゃんは「お店」の線分図を、それぞれ利用して問題を解いてもらいました。問題文を読んですぐに数式化するのが難しいときこそ図が大活躍してくれるのです。図は視覚的に理解するのを助けます。

Rちゃんは今日初めて「てんとうむし」を習いました。にもかかわらず全く抵抗感はなかったようです。すんなりと習得してくれました。「てんとうむし」の活躍の場は広域に渡ります。算数・数学に、理科の計算問題にと応用範囲が広いのです。Rちゃんの今後の理数学習にフル活用したいと思います。

Aちゃんは「お店」に関する文章問題に初挑戦しました。立式までスムーズでした。Aちゃんが線分図を覚えてくれた成果です。その後の計算、特に約分では苦労していました。64で一気に約分しようとしていたのです。8×8=64。64で割るのではなく、まず8で割ってみるよう指導しました。

まだ小学4年生の1学期です。この時期に割る数が2けたの割り算はハードルが高すぎるように思えます。しかし計算力がまだ育っていないこの時期だからこそできることがあります。「計算の工夫」を学習することです。

筆算で機械的に計算問題を解く力がつくと「計算の工夫」をしなくなる子もいます。数学的思考に頭を使うことを嫌がり、「考える前に筆算しちゃえ。」となってしまうのです。Aちゃんには「考える」習慣を身に着けてほしいのです。そして今はその好機だと考えています。

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