2012-06-02

Q.E.D.進学塾の小学4年生~私立中学入試まで2年半

Q.E.D.進学塾の小学4年生のAちゃんは私立中学入試を受験することを既に決めています。私立中学入試まで、すなわち東京都私立中学入試解禁日まで2年と8か月。入試直前の切迫した状況とは異なり、今はまだ時間の余裕が十二分にあります。しかしながらただ漫然とのんびり構えているわけにはいきません。余裕のある今こそ丁寧に布石を打ち今後の伸びに加速度を付けられる態勢を整えておくべきなのです。

布石の第一着は、
(1)分数・小数の四則混合計算。
計算を経ないで答えにたどり着ける問題はありません。何を置いてもまずは計算力です。

私立中学入試の合否を大きく左右するのは算数です。標準偏差のいちばん大きい教科、すなわち最も差のつきやすい教科だからです。その算数のハイライトは「比」です。倍数算・流水算・仕事算・旅人算・表面積・体積・・・これらはひとくくりに「特殊算」と呼ばれているのものですが、そのすべてに比を応用することができます。比をいかに駆使できるかが算数の得点を、ひいては入試の得点を決めるのです。

布石の第二着は、
(2)比と比例式。
特殊算には比を使わずとも解ける問題が多いです。しかし比を利用するとすっきりと解ける問題も非常に多いのです。 比を習っていない状態でその後の学習を進めると、解法の選択肢が狭まってしまいます。先に比を学習し1つの問題をいろいろな角度から見ることができるようにしたいものです。

さて、今年は(1)→(2)のカリキュラムに変化をつけてみようと思います。その理由は明日。

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