2023-06-01

QED進学塾の高校2年生(S)~本日は英検の3日前

QED進学塾の高校2年生のSくんは、6月4日の日曜日に『英検(実用英語技能検定)』の準2級を受検します。
本日は、その受検日のちょうど3日前です。
いよいよ検定前の最後の追い込みです。

さて、今回のSくんの英語です。
Sくんは、前回授業で学習した長文読解問題の残りを家庭学習してきました。
いつもいつも本当によく頑張っています。
そして、今回Sくんは英検準2級の英作文を学習しました。

準2級の英作文の出題傾向には、
1.英語の質問文があって、
2.その質問文に対して自分が肯定派なのか否定派なのか、立場を明示する。
3.さらになぜ自分がその立場なのか、その理由を2つ以上挙げて、
4.全体として50~60の範囲の単語数で英作文する。
というお決まりのパターンがあります。

今回Sくんは、上記のような出題傾向に即して英作文の実戦演習を行いました。
上記の中で最も英検準2級の受検者が陥りやすいのが、4.の単語数を気にするあまり作文に時間がかかりすぎてしまったり、肝心の英作文へ向ける意識や注意が疎かになってしまったりすることです。

塾長「小学生がかけ算九九でいちばん苦手なのは何の段?」
Sくん「7の段。」
塾長「正解。」

英作文の1行あたりの英単語数の平均値は7語です。
つまり、概数計算で「行数×7=英単語数」が成り立つのです。
今回の英作文演習でSくんが4行を書き上げた時点で、早速これに当てはめて実験をしてみました。
上記の公式のとおりならば、4行×7語=28語。
そして、Sくんが実際に英単語数を数えてみたところ26語でした。
これを率に直すと92%なのでおおむね合っています。

最終的には、英単語数が1語だけ不足していました。
Sくんは、これを補う方法として形容詞の前にveryを入れたり、巨大な目的語(複文の従属節)の前にthatを入れたりする手法を学びました。
さらに、5単語以上の不足があったり、逆に5単語以上の超過があったりした場合の、英単語数の調整方法についても学びました。

本日の『QED日誌』では、英検の受検生が英作文問題で最も神経をすり減らしたり、試験時間を消費してしまったりする「英単語数」の対策について、塾長は記事を書きました。

それ以外の英作文対策に関しては、また日を改めて記事を掲載します。
同記事の主たる内容は、
(1)日本語→日本語→英語。
(2)日本語→一部だけ英語。
(3)5文型。
(4)語順。
(5)准(準)体助詞。
(6)独立関係代名詞。
以上を予定しています。

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