2023-06-16

QED進学塾の中学1年生(E)~今回の5教科(2連載記事=その2)

QED日誌の昨日の記事のつづきです。

【国語】
Eくんが家庭学習で解いてきた、漢字と語句を塾長が点検しました。
昨日の『QED日誌』に掲載したとおり、Eくんが難しい問題を飛ばして解いていたため、塾長は授業解説を行いませんでした。

【歴史】
Eくんが家庭学習で解いてきた、1問1答問題を塾長が点検しました。
Eくんは「墾田永年私財法」が意味不明だったというので、塾長は同用語と「公地公民」とを合わせて授業説明しました。

墾田=新しく作った(開墾した)水田。
永年=永久。水田を作った人が死んだ後も、その子々孫々が永久的に相続できる。
私財=個人の財産。
法=法律。

Eくんは「墾田永年私財法」を上記のように分解して理解し、なおかつこれにより「公地公民」(土地も国民も全て天皇の所有)が崩れたことも合わせて理解しました。

【英語】
Eくんは、
1.一般動詞の否定文。
2.一般動詞の疑問文。
3.助動詞の「do」(does)。
4.名詞の複数形。
5.三単現のS。
6.上記の4.と5.とが「es」になる場合と、「yをieに代えてから+s」になる場合。
以上を学習しました。

【理科】
Eくんは、密度の単位と計算とを学習しました。
Eくんが具体的な数字を代入して計算する実践演習まで授業中に行えたので、塾長は『定期テスト対策ワーク (栄光ワーク) 』の「計算のトレーニング(密度)」の問題を宿題としました。

【数学】
Eくんは、文字式の計算(分数式・展開)を学習しました。
Eくんは、
(1)班分け。(項に分けること)
(2)各班(各項)を「プラス長い棒」と「マイナス長い棒」とに分類すること。
(3)最後に(2)をまとめて計算すること。
を手順を踏んで実行する演習を行い、流れるように問題を解けるようになりました。

【家庭学習】
Eくんがわずか2時間の授業時間にこれだけ多くのことを学習できたのは、Eくんの毎日の家庭学習があればこそです。
これからもEくんがこの調子で頑張ってくれれば、Eくんの学力と成績の向上は間違いなしです。

さらに特筆すべきは、Eくんが「頑張りすぎ」ていない点です。
Eくんは、国語の語句や漢字で「難しすぎる」と自己判断した問題を飛ばして解いていたように、「パス」する術を知っています。
このように、Eくんが毎日5教科の家庭学習をスムーズに行うには、1つの難所に長時間引っかからないことが肝要なのです。
家庭学習でたまには無理する日があってもいいですが、毎日が高負荷では長続きしません。
あくまでもEくんが「できる範囲で」毎日頑張り続けることが大切です。

Eくんは、塾でもゆっくり落ち着いて勉強できています。
無理に先を急ごうとはしていないのです。
それでいいのです。
Eくんは「ゆっくり」でも、塾長が今日の記事に書いたような、膨大な学習量を確保できてしまうのですから。
Eくんが自宅でも塾でも快適に勉強を続けてほしいと、塾長はいつも願っています。
それを無理なく毎日実行できさえすれば、学力も成績も自ずとついてくるのですから。

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