2023-06-04

QED進学塾の小学5年生(Y)~今回の英語

QED進学塾の小学5年生のYくんの今回の英語です。

【英語1】(疑問詞)
Yくんは、今回の授業で初めて疑問詞(5w1h)を学習しました。
中学1年生のEくんが学校でwhereを習ったので、塾長はEくんにほかの疑問詞も合わせて覚えてもらおうと5w1hを教えていたのですが、その授業にYくんも便乗したのです。

Yくんが一番好きな教科は英語です。
塾で机を並べるEくんの英語の授業にもいつも興味津々の様子です。
そんな状態のYくんが、Eくんが英語を勉強しているその隣で分数のたし算・ひき算を勉強したとしても、計算に集中できるはずがありません。
だから、Eくんの英語の授業にYくんも参加してもらうことを、塾長は頻繁に行っています。

YくんがEくんと同じ授業を受講していても、求められる習熟度は異なります。
小学5年生が中学1年生の授業に付いて行くことは容易ではありませんから。
先ほど登場したwhereを例に取ります。
Eくんはwhereの発音・綴り・意味を全て覚えることが求められますが、Yくんは綴りを覚えても覚えなくてもok、塾長はこのようにしてYくんの負担を軽減しています。
Yくんは、同単語を「フェア」「ウェア」と発音できて、同単語の意味が「どこに」「どこで」と言えれば、それでミッションクリアなのです。

「綴りを覚えても覚えなくてもok。」
そう言われた塾生が、綴りを覚えてしまうシーンを塾長は数多く目撃しています。
「必ず覚えなさい。」と言われるよりも肩の力が抜けて、すっと頭に入るのかもしれません。

今回のYくんもそのパターンで、「wh=フ・ウ」と「e=エ」と「er=ア」とをたし算して、「where=フェア・ウェア」の発音と綴りと意味とを全部覚えてしまいました。
大変よく頑張りました。

【英語2】(フォニックス)
Yくんは、「エイ・ェア」「ビー・ブ」「スィー・ク、ス」「ディー・ドゥ」のように、アルファベット読みとフォニックス読みとを毎日音読して、それをお母さんに聞いてもらっています。
Yくんは、毎日の努力の甲斐あって、上記がスラスラ言えるようになってきました。
本当によく勉強しています。

翻って算数。
大多数の生徒がかけ算九九で最も難しいと感じているのが「7の段」です。
たとえば「7×8」が問題に出されたとき、
「しちいちがしち」「しちにじゅうし」「しちさんにじゅういち」・・・・と辿って行って、「しちはごじゅうろく」、
このようにして答えを出すことができた子は、第1段階クリアです。

辿らなくても「しちはごじゅうろく」が一発で出てきた子は、第2段階クリアです。

逆に「56」を見て、「しちはごじゅうろく」と「はちしちごじゅうろく」が直ぐに言えた子は、第3段階クリアです。
塾長のお手製の『逆引き九九』カードは、この第3段階クリアを目標に作られました。

第3段階に加えて「1×56」「56×1」「2×28」「28×2」「4×14」「14×4」までスラスラ言えれば、これはもう最終段階クリア、免許皆伝です。

つづく

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