2014-10-26

Q.E.D.進学塾の高校3年生~本日は全国統一模試

Q.E.D.進学塾の高校3年生のMoちゃんは本日全国統一模試-河合塾を受験しました。朝9時から夜8時までよくがんばりました。

昨日の土曜授業は18時に閉講しました。
Moちゃん「明日は夜8時まで模試だよ。」
塾長「長いねえ。」
Moちゃん「前半が文系科目で後半が理系科目、1日で受験するには無理があるよ。」
塾長「ハードスケジュールだね・・・ごはんは?」
Moちゃん「休み時間が短いから食べる暇がないの。」
塾長「ちょこっとつまめるものを持って行くのよ。」
Moちゃん「うん。」

Moちゃんの志望大学の入試科目は5教科8科目です。理科が3科目に社会が2科目あるので、こんなに科目数が多くなってしまうのです。これに合わせてMoちゃんは模試を受験するため、いつも長丁場の戦いを強いられているのです。Moちゃんが小学校からずっと続けてきたテニスで培った体力で何とか乗り切って欲しいと願うばかりの塾長です。

塾長「公募推薦入試まであと4週間だね。」
Moちゃん「それは言わないでえ。」

Moちゃんは試験日程を言われると重圧を感じるそうです。塾長は今後Moちゃんに日にちのことを言わないように気をつけたいと思います。Moちゃんは何も言わなくても勉強する子ですから、あえて追い込む必要はありません。

Moちゃんが土曜授業で質問してきた数学の問題は難問でしたが良問でした。

一般に正答率の低い問題を難問と呼びます。
1.奇をてらった問題や、解く過程が煩雑なだけの問題。
2.基礎的な知識や技能を数多く組み合わせて解く問題。

同じ難問でも前者は面倒なだけの問題すなわち悪問で、後者は活用力を問う問題すなわち良問です。

Moちゃんの質問は後者でした。まれに見る良問だったので塾長は明日この問題をコピーさせてもらいます。Moちゃんの後に続くMiちゃんやSちゃんにもぜひ学んでほしい問題です。

塾長はこの問題を深く掘り下げて授業解説しました。解法技術だけでなくそのもととなる基礎事項を 詳細に授業したのです。

Moちゃんは「忘れかけていたことの復習ができた。」「種々の問題に応用が効く。」と大いに喜んでくれました。

大学入試までの日数が少なくなってくると、その短期間に多くの問題を解こうとしても限界があります。それならば問題数を絞り、良問を詳しく学習したほうが実になるのです。

幸いMoちゃんに焦りの色はありません。ひとつひとつの問題をていねいに、腰を据えて取り組む構えができているのです。

Moちゃんがこの学習姿勢を入試までずっと貫いてほしいと塾長は願っています。入試本番で頼りになるのは血肉となった知識・技能だけなのですから。

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