2013-08-07

Q.E.D.進学塾の公立中学1年生~方程式の文章題

Q.E.D.進学塾の公立中学1年生のKちゃんは夏期講習会初日から継続して「方程式の文章題」を学習中です。先月7月31日(水)までは『アポロン数学-中1』の同単元を復習し、今月8月1日(木)からは『標準新演習-中1-数学』にて『アポロン』とは異なる種類の文章題を解いているところです。塾長はKちゃんの文章題に対する苦手意識を払拭する夏にしたいと考えています。
一つの単元を単調なペースで継続学習すると、生徒に「飽き」がきてしまうことがあります。それを回避するため問題の種類によってめりはりをつけています。今週を例にとると月曜日に「長椅子の脚数と生徒数」に関する問題を3問解き、火・水・木曜日は内分点の問題を10問解きます。応用範囲の広い問題の題数をそうでない問題の題数の3倍にしているのです。
昨日のQ.E.D.日誌の記事に取り上げた「てこの原理」はとりわけ応用範囲が広く、食塩水の混合、部分平均と全体平均、平均の速さなど、その活用例は枚挙にいとまがないほどです。
「てこの原理」を応用した解き方としては、
1. 文字を使用しない解き方。(小学生6年生向け。)
2. 1文字を使用する解き方。(中学1年生向け。重さの比をxで表す。例=2xと3x。)
3. 2文字を使用する解き方。(中学1年生向け。重さの比をx、長さの比をaで表す。例=2xと3x→逆比→3aと2a。)
の3つが主なものです。
この3つの解法のうちKちゃんのお気に入りは3.でした。火曜日の授業で1.の習得に苦労して、水曜日の授業の前半に2.を試すも今一つだったKちゃんですが、同日後半に3.を教えたところ手応え十分でした。明日の木曜日の授業では、解法3.の演習問題に多くの時間を割きます。Kちゃんが同解法を完全習得してくれることを期待してです。

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