本日は入試の4日前です。
いよいよ受験勉強の最後の仕上げです。
Rくんがこれまでに学習してきた問題集の総点検をして、万全の状態で入試当日を迎えましょう。
『高校入試直前チェック』のようなタイトルの薄い問題集もありますが、総点検にこれを利用することはお薦めしません。
あくまでも「これまでに」学習してきた本で最後の仕上げをしてほしいのです。
なぜならば、「これまでに」解いたことのない問題集を開いても、いたずらに不安を増大させただけで、逆効果となってしまうケースが多々あるからです。
塾長は、受験勉強の最終盤における受験生心理をいやというほど知り尽くしています。
その苦しさを考えたくもないけれども、考えれば考えるほど自分の心まで苦しくなってしまうけれども、否が応でも分かってしまいます。
四半世紀もの長期間に渡って受験指導をしていれば、自ずとそうなってしまうのは仕方のないことなのです。
Rくんが今まで一生懸命に勉強してきた問題集には、Rくんがその問題を解いた「日付け」が記入されています。
塾長が「必ず日付けを記入しなさい。」と常日頃から指導してきたからです。
だから、Rくんの問題集には、いたるところに「日付け」が書き込まれているのです。
この「日付け」が、ちょっとしたことで不安になってしまいがちな受験生心理を、一転して「安心・自信」に変えてくれます。
Rくんの問題集にびっしりと書き込まれた「日付け」は、Rくんが毎日毎日受験勉強を頑張ってきたことの証明です。
誰が見ても分かる、動かぬ証拠です。
これを見たRくんは「自分は毎日こんなに頑張ってきたんだ!」と自認します。
これが「安心・自信」に繋がるのです。
受験勉強は長丁場の戦いです。
Rくんは、長い長い受験戦線をずっと最前線で戦い抜いてきました。
その序盤戦から打ってきた「日付け」という布石が、この終盤戦にきて、いや最終盤にきて輝きを放っています。
さて、最終盤の戦い方は、次回の『QED日誌』の記事に掲載します。
どうぞお楽しみに(^^)/
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