2023-02-14

QED進学塾の三者面談~『野村ノート』が発見されて(前編)

QED進学塾の三者面談をつい9日前に実施したばかりですが、塾長はつい先日『野村ノート』が発見されたとのニュースを耳にしました。
「それに何の関係が?」と思われた方も多いことでしょうから、順を追って説明します。

故・野村克也氏は、プロ野球選手としてもその監督としても超一流の実績を残した方です。
野球が好きな人ならば、野村氏を知らない人はいないと断言できるほどの名選手・名監督でした。
先日のニュースによると、野村氏の遺品整理の過程で『野村ノート』が発見されたそうです。

そのノートには、こう書かれていました。
箇条書きにまとめると、

指導とは、
1.希望を語り合うこと。
2.自信を付けさせること。
3.自分で気付かせること。

2月5日の三者面談は、高校1年生のSくんとお母さまと塾長の3名で実施され、その主題は進路面談でした。
Sくんには、自分が将来就きたい仕事があります。
そこにぶれはありません。
しかしながら、そこにたどり着くまでの過程についてSくんの思い悩んでいることがあり、そのための面談だったのです。

面談は大成功でした。
Sくんの迷いは消えました。
Sくんは、真っ直ぐ前を向くことができました。
そして、のちに塾長は、前述の1.2.3.が全て揃ったからこその大成功だったのだと、その理由を知るところとなるのでした。

上記1.2.3.にもうひとつ、
4.自ら学ぶ習慣を身に着けさせること。
これを加えれば、QED進学塾の指導方針とぴったり一致します。

言うは易し、行うは難し。
理想を持っていたとしても、それをそのまま実現するのは難しいのです。
しかしながら、実現するための努力はいつでもできます。
その努力が結実したのが、Sくんの面談であったと塾長は考えています。

この面談には後日談があります。
高い理想を掲げてそれに向かって進むことを決意したSくんでしたが、通塾回数を減らせないか塾長に相談してきました。
体力的にきついというのがその理由でした。

1.希望を語り合うこと。(再掲)

本音で語り合えばよいのです。
何度でも話し合えばよいのです。
最後には必ず納得の行く答えが出ます。

塾長は、Sくんの申し出を快諾しました。
それは、Sくんの思い描いている理想の自分(将来像)を実現するのに、回数を減らしても大丈夫だと塾長が判断したからです。
もちろん、塾長はそのことをSくんに伝えました。

つづく

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