本日は入試1週間前です。
いよいよ受験勉強の最後の追い込みです。
今塾でRくんは、数学の大問1と理科の計算問題を自ら進んで勉強しています。
Rくんは、理科・社会の覚えものは家庭学習で、計算ものは塾でという使い分けを自分で考えて、それを実践しています。
これに塾長は大賛成です。
もともと50点だった数学の「大問1」の配点が、65点に増やされたことで益々その重要性が増してきました。
そこで、Rくんは昨春から一貫して『埼玉県 予想問題 数学大問1』を学び続けて、今その総仕上げの段階です。
Rくんは、配点が極端に大きい「数学大問1」と、短期間でも得点の伸びが期待できる理科・社会とを、この年明けから集中的に学習しています。
入試直前の受験勉強としては、理にかなった勉強法と言えるでしょう。
だから、塾長は「大賛成」と前述したのです。
Rくんは、今年度の『北辰テスト』の全8回の「皆勤賞」です。
よく頑張りました。
そして、第1志望校の「A3判定」(合格可能性の最上位の判定)を連発しています。
それでも、Rくんに油断は全く見られません。
入試直前になると急に、不安な気持ちになる受験生が多発する傾向にあります。
これが受験生心理というもので、致し方のないところなのでしょう。
それでも、Rくんは落ち着いています。
受験勉強の最終盤に来て、腰を据えて受験勉強ができています。
塾長は、Rくんが落ちる要素は全くないと思っています。
おそらく、Rくんも第1志望校に受かる気満々でしょう。
兼好法師の『徒然草』に『高名の木登り』という有名な話があります。
木登りの名人が、自分の弟子が木から降りてきて、最後の1mというところで「気を付けろ。」と注意を促すという話です。
弟子が高いところにいるうちは気も張っていて集中力が保てているので安全、最後の最後に弟子が「もう大丈夫。」と気を抜いてしまえばその瞬間が最も危険、そう考えている木登りの名人が弟子に最終盤で注意したという話なのです。
今の言葉で言えば「帰るまでが遠足。」でしょうか。
塾長は、Rくんが最後に安全に着地してくれることを切に願っています。
そのために、最後の1m=入試前夜にRくんは「魔法の作文」を書きます。
これは、QED進学塾の歴代の受験生が、受験前夜に必ず書いてきた作文で、もはや塾の伝統です。
もちろん、この作文に科学的根拠はあります。
米国のとある大学の研究結果をもとに、塾長が同作文の採用を決めました。
そして、Rくんが作文を書いたら、塾長がいつもの「武運を祈る!」を唱えます。
これにて、Rくんの合格は約束されたも同然です。
また、このルーチンは心を落ち着ける効果も絶大です。
「魔法の作文」の詳細は、塾長が後日『QED日誌』に記事を書きます。
お楽しみに(^^)
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