2023-02-11

QED進学塾の高校1年生(S)~今回の数学

QED進学塾の高校1年生のSくんの今回の数学です。

Sくんは、前回に引き続いて学校採択教材の『改訂版 クリアー数学I+A 数研出版』にて「三角比」を学習しました。

1.単位円の方程式は、x2+y2=1。
2.sinθ=y=高さ。
3.cosθ=x=右さ。
4.ピタゴラスの定理。a2+b2=c2
5.以上の4つから、sinθ2+cosθ2=1

Sくんは、三角関数の相互関係の公式の第1ページで習った「sinθ2+cosθ2=1」が
どうして成り立つのかを、上記のようにして理解しました。

上記5つは、中3数学の復習から、現在学習中の「数学1+A」(高1履修範囲)を経て、予習となる「数学2+B」(高1履修範囲)まで、3学年に渡っての履修内容を含みます。

Sくんがそれらを見事に関連付けて理解・習得したところに、今回授業の価値があります。
よく頑張りました。
授業時間中ずっと高い集中力を保ち続けたSくんに拍手です。

また、Sくんは、「y=f(θ)」の「定義域」(θの変域)から「値域」(yの変域)を求める問題にも挑戦しました。
Sくんが同問題を、
(1)最大値と最小値を求めて解く。
(2)不等式の性質をフル活用して解く。
この2つの解法で解き切ったことも価値が高いです。

今回の授業でSくんは、学年をまたがっての異なる単元での履修内容を組み合わせたり、1つの問題を複数の解法で解いたりすることにより、より深い理解を得ることができました。
Sくんがこのような学習を継続して行けば、Sくんの数学の学力が爆発的に向上することは間違いありません。
この調子で勉強を続けましょう。

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