Q.E.D.進学塾の小学4年生のKくんは10月に漢検を受験します。
Moちゃん「Kくんは勉強から直ぐ逃げる。」
Moちゃん「基礎から学ぶために(Kくんが前回失敗した級よりも)もうひとつ下の級から受験させたほうがいい。」
KくんのいとこのMoちゃんは、塾長の知らない小学1・2年生の頃のKくんを知っています。塾長はMoちゃんからの苦言・提言に耳を傾け、次回漢検でKくんに下位級を受験してもらうことを決断しました。
下位級を受験することでKくんが自尊心を傷つけられないか、Kくんの学習意欲が減退しないか、塾長が危惧したのはこの二点です。しかしその心配は不要でした。
塾長「目標は満点よ。」
Kくん「うん。」
Kくんはすっかりその気です。昨日の授業の国語の時間にKくんは、実にていねいに一字一字を学習していました。満点を取るという高い目標を持つことで俄然やる気が出たKくんです。
塾長「『九』と『王』を書いてごらん。」
Kくん「こうでしょ。」
塾長「『九』は書き順が違うよ。『王』は正解。」
Kくん「うーん。」
正しい筆順で文字を書くことはとても大切なことです。
1.文字が書きやすく、美しい文字が書ける。
2.文字を覚えやすく、忘れにくい。
3.漢検の筆順問題に正解する。
主眼は1.2.で、3.はおまけです。
塾長はKくんに漢字の筆順と音読み・訓読みを包括的に覚える方法を教えました。Kくんはそれを忠実に実行しています。次回の漢検が楽しみです。
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