2014-08-03

Q.E.D.進学塾の土曜授業~漢字練習ノートの学習法

Q.E.D.進学塾の全塾生は各種検定試験を受験しています。小学生は漢検を、中高生は漢検英検を、それぞれ定期的に受験しているのです。

Q.E.D.進学塾では漢検対策問題集に『漢字学習ステップ-漢検10級~準2級』を採択しています。同書の小学生用の級には『漢字練習ノート』が付録としてついてきます。

本日の土曜授業ではこのノートの活用法を教えました。

1.『漢字学習ノート』のヘッダーに読み仮名(音読み+訓読み)を振る。
(ヘッダー部には各級の当該ステップで学習する漢字の一覧が掲載されています。)

2.筆順表を見ながら正しい書き順で一文字なぞり書きする。
(漢字一字につき二文字ずつ、なぞり書き用の薄い文字が掲載されています。)

3.一文字書き終わるごとに音読(音読み+訓読み)する。
4.いちばん下の行まで2.と3.を繰り返す。
このようにして筆順と読み方を覚えて行くのです。

小学1年生のAoちゃんはこの手順をすっかり身に着けています。
Aoちゃん「書き順と読み方を両方おぼえられるんだよ。」
塾長「えらいねえ。」
一昨日の授業でAoちゃんは得意気に話していました。

Aoちゃん「Ao疲れた。半分でいい?」
塾長「いいよ。よくがんばったね。」

筆順+音読み+訓読み。これらを一字一字ていねいに学習するのですから、時間と労力がかかります。0.5ページでも十二分な学習量です。

1ページを2分割する方法は自由です。
一度に多くの文字を覚えるのが大変だと思う子は、ページを縦に分割して一日に学習する文字数を半分にしています。
一方、覚えることは苦にならないものの、同じ字を繰り返し書くことに飽きてしまう子はページを横に分割します。書き取りの回数が半分になるのです。

今のところ縦分割派が多数で横分割派はAoちゃんのみです。途中でページ割りの方法を変更することも自由、各児童のいちばん勉強しやすい方法で漢字学習を続けてほしいものです。

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