2014-08-04

Q.E.D.進学塾の高校1年生~積極的に質問

Q.E.D.進学塾の高校1年生のMiちゃんが部活の合宿から帰ってきました。Miちゃんは小学4年生からの6年間、毎日のように通塾しています。そんなMiちゃんがわずか3日いないだけで何か物足りないのですが、また日常が戻ってきた感があります。

Miちゃんは学校の夏期課題を抱えて登塾して来ます。Miちゃんは「宿題が多い。」と言いながらもどんどん解き進めて行きます。鉛筆が止まったと思えば「ここを教えて。」と積極的に質問をするMiちゃんです。

一昨日の土曜授業でMiちゃんは集合と関数の問題を質問しました。単に「分からない。」ではなく「ここが分からない。」とポイントを絞って質問してきたところに、Miちゃんの成長を感じた塾長でした。

Miちゃんは、同じ高校に通う2学年先輩のMoちゃんとよくお話をします。とても仲がよいのです。Moちゃんも質問が上手です。MiちゃんはそんなMoちゃんをお手本にしているかのようです。

的確な質問をするためには、自分がどこまでできていて、どこから分からなくなったのかをよく考える必要があります。こうして自分の頭をもう一度整理することで、思考力が養われていくのです。

囲碁・将棋のプロ棋士は、自分と相手の打った手・指した手を全て記憶しています。彼らは棋譜を暗記しているのではありません。着手の一手一手には必ず意図があり、棋士はその思考回路を辿ることで一局を再現することができるのです。

考える→解けない→なぜ解けなくなったのか考える→質問する→説明を聞く→理解する→解ける→もう一度自分の言葉で再構築する、このような反復が学力を育てるのです。

無味乾燥な暗記は苦痛なだけで頭に残りません。意味が分かった上で覚えること、すなわち有意味記憶は、学習の過程に喜びがあり、かつ記憶が定着します。Miちゃんが楽しみながら学習し、学力を積み上げて行ってくれることを塾長は願っています。

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