2014-04-30

Q.E.D.進学塾の高校3年生~大学入試問題を1時間

Q.E.D.進学塾の高校3年生のMoちゃんは、大学入試に向けて塾の問題集・学校の問題集を解く毎日です。とてもよく勉強しています。
今夜の授業でMoちゃんは数学の問題を質問してきました。

Moちゃん「この問題が自力で解けなくて、学校の授業で聞いても分からなかった。」

【大学入試問題過去問】
不等式0<x<1・・・(1)を満たすどのようなxについても、
不等式|x-a|<2・・・(2)が満たされるとき、
aの範囲を求めよ。

この問題を解くには、部分集合(集合の包含関係、A⊆B)、絶対値記号||の外し方、数直線の図示(含む・含まない)、平行移動の法則など多くの知識が要求されます。

塾長はMoちゃんに、
1. 時間はややかかるものの正攻法の解法。
2. 応用力を必要とするが短時間で解ける別解。
の2つを授業解説しました。

Moちゃんはこの2つの解法を完全習得してくれました。1問に1時間かけた甲斐がありました。Moちゃんの帰宅時間は20時、定時よりも1時間遅い帰宅でした。最後まで集中力を切らすことのなかったMoちゃんはえらい子です。

数学における難問(受験生の正答率の低い問題)は、高度な技術が要求されているから難しいのではなく、基礎的な知識・技能を複数要求され、かつその組み合わせ方が難しいだけなのです。

今夜の二番目の収穫はMoちゃんが大学入試問題を2つの解法で解き切ったこと、いちばんの収穫はMoちゃんが「難問の仕組み」を分かったこと、と塾長は考えています。

基礎基本を大切にして堅牢な土台を築き、その基本の組み合わせ方を習得することで、大学入試問題を解く力を養って行きたいものです。

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