2014-04-28

Q.E.D.進学塾の小学2年生~自分の頭で解法を吟味

Q.E.D.進学塾の小学2年生のYちゃんは繰り下がりのあるひき算(2段階)を学習中です。

【例題】110-13

【解法1】百の位からもらってくる。
一の位・・・10-3=7
十の位・・・9-1=8 8+1=9
答え・・・・・97

【解法2】十の位からもらってくる。
一の位・・・10-3=7
十の位・・・10-1=9 9+0=9
答え・・・・・97

塾長が上記の2通りの解法を教えたところ、Yちゃんはまず【解法2】を選択しました。ひとつひとつ隣からもらってくるほうが分かり易いとYちゃんは考えたのでしょう。

ところがいざ解いてみると意外に手間がかかることにYちゃんは気づきました。そこでYちゃんは【解法1】を試みました。

Yちゃん「やっぱり ときかた1がいい。」
塾長「じゃあ ときかた1を練習しようね。」
Yちゃん「うん。」

Yちゃんは2つの解き方を実践してみて、最終的に【解法1】を選択しました。Yちゃんが自分の頭で解法を吟味して結論を出したことに価値があります。

1.男子は最短最速の解法ひとつに習熟することに意欲を持つ。
2.女子は複数の解法から自分好みの解き方を選ぶことを好む。
男女別教科教育の先進国である米国での実例からこのようなことが知られています。

殊にYちゃんの勉強法には2.がぴったりのようです。複数の解法を提示すること。その中から最もお気に入りの解法をYちゃんに選んでもらうこと。このような手法を数多く授業に取り入れて行きたいと塾長は考えています。

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