2014-01-20

Q.E.D.進学塾の高校2年生~今日から大学受験生

Q.E.D.進学塾の高校2年生のMoちゃんは、今日から大学受験生になりました。昨日、大学入試センター試験が終わったからです。

塾長「1年後はMoちゃんの番よ。」
Moちゃん「言わないでえ。」
こんなやり取りのあった土曜授業でした。

大学入試センター試験が終わると毎年、大手予備校は試験問題の総評や予想される平均点を発表します。今年のセンター試験は、数学がやや易しく、生物がやや難問とのことでした。

予備校が生物を「やや難問」と評した、すなわち平均点が下がると予想したのには理由があります。図表を読み取って解答しなければならない問題が出題されていたからです。

図・グラフ・表などの読み取り問題と苦手とする子が多いのは今に始まったことではありません。塾長が受験生だったとき、つまり20年以上前からその傾向はありました。

そこを何とかしようと、塾長が心がけていることがあります。授業で図・グラフ・表を多用することです。塾生が図表を目にする機会をできるだけ増やすのです。平素から生徒に「図表慣れ」してもらおうという意図です。

Moちゃんは土曜授業でy-f(x1)=f'(x1)(x-x1) (x=x1における接線の方程式)を学習しました。2次関数とその接線についての問題でした。

この問題の板書解説を終えた塾長は補足説明をしました。3次関数のグラフを書き、定点を取り、2本の接線を引き、接点を2個プロットし、簡単な解説を加える、ここまでものの1分です。

しかし、塾長は価値ある1分だと考えています。Moちゃんが次に3次関数の問題に当たったとき、ものおじせずに問題を解けるのですから。塾生は「グラフを一度見たことがある」というだけでも、問題を易しく感じるのです。

今後も塾長は塾生に多くのグラフや図表を示していくつもりです。それにより塾生の目を慣れさせるとともに、塾生の「イメージする力」を養いたいと考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿