2014-01-10

Q.E.D.進学塾の公立中学1年生~英数を精密に学習

Q.E.D.進学塾の公立中学1年生のKちゃんとNくんは今夜の授業で「量より質」の学習をしました。

Kちゃんは英語の新単元である「不定詞」を学び始めたばかりです。不定詞の公式、三つの用法、五つの和訳、このような根幹事項についての質疑応答を何度も繰り返しながら、新単元の基礎を固めました。前単元の「五文型」で学んだことをも総動員して、これ以上ないほど精緻な学習ができました。

I(主語S) like(述語動詞V) to play(小さなv) soccer(小さなo). 第三文型。
to play soccer = 不定詞句 = 目的語O。
Kちゃんはテキストの一文一文について上記のように徹底解剖したのです。

一方Nくんは数学の章末問題に挑戦しました。文字式の文章題、代入と式の値、単位変換、文字式の筆算、比例式の性質と解法、これらのひとつひとつを問題集の問題と、その倍の量の塾長の自作問題とで演習したのです。

ここまで詳しく学習すればページ数は自ずと少なくなります。今夜の授業でKちゃんが学習したのは英語の1ページ、Nくんの数学に至っては0.5ページでした。進んだページ数は少なくとも、KちゃんとNくんの顔は充実感に満ちていました。両名に「今夜習ったことを完全習得できた。」との思いがあったためでしょう。

授業進度との兼ね合いがあるので、毎回毎回ここまで詳しく学習することはできません。しかし、節目節目に詳細学習の時間を設けたいと塾長は考えています。節目とは単元の初めと終わり、すなわち新単元の導入と章末問題を指します。

対照的に「質より量」の学習が求められることもあります。演習量によって定着化を図る必要のある、数学・理科の計算問題や、英語の読解問題がこれに該当します。

「質より量」と「量より質」とを適宜に組み合わせながら、総合的な学力の向上を図りたいものです。

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