2013-10-11

Q.E.D.進学塾の小学5年生~40分間の居残り勉強

Q.E.D.進学塾の小学5年生のHちゃんは分数の足し算・引き算を学習中です。同単元の学習が進むに連れ問題の難易度が高くなってきました。昨日Hちゃんが学習したのは、分母の異なる分数をまず通分してから足して(または引いて)、更に約分をして既約分数にするという問題です。これが5年生にとっての難所で、Hちゃんも相当苦戦していました。それでもHちゃんが40分間の居残り勉強の末、この日に学習した全問を正答してから帰宅しました。ほんとうによくがんばりました。えらい子です。
しかし居残りを常態化させてはなりません。児童が疲弊してしまうからです。また制限時間内に解き切ることで集中力は養われるのです。
Hちゃんが30分以上の居残り勉強をしたのは昨日が初めてのことでした。居残りは年に数回を限度としたいものです。子どもを勉強嫌いにさせないためにも。
難所を越えたHちゃんは昨日習ったことを活用して、宿題を順調に進めてくれることでしょう。しかし児童が新たに習得したばかりの知識・技能を、そのまま活用できるとは限りません。今日分かったことが明日分からなくなる、この現象は学年が下がるほど発生しやすいのです。

塾長「宿題の算数が難しすぎたら、代わりに漢字ドリルを学習してきてね。」
Hちゃん「はい。」
児童がやる気でも難しすぎてできなかった宿題、それなのに先生に「宿題をさぼった。」と思われたのでは児童が浮かばれません。やる気のあるHちゃんが確実に宿題をできるための保険が「漢字ドリル」なのです。

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