2013-10-13

Q.E.D.進学塾の高校2年生~学校・塾・自宅学習の連携

Q.E.D.進学塾の高校2年生のMoちゃんは自ら考えそれを実行に移せる子です。Moちゃんは学校・塾・自宅の各所での学習を連動させて学習効果を高める努力・工夫をしているのです。
Moちゃんは水曜日の塾の授業で「内分点とベクトルの1次独立」を、1.教科書通りの解法、2.別解の2通りの解き方で学習しました。前者は教科書のちょうど1ページ分、後者は3行で解けます。
翌木曜日にMoちゃんは学校の数学の先生に「定期試験で後者の解き方を用いてもよいか。」と質問しました。先生の回答は「教科書の解き方で解いてね。」でした。それでもMoちゃんは解法を2つとも習得してから土曜日に登塾して来ました。Moちゃんが言うには「3行の解法はたしかめ算で使うから。」だそうです。Moちゃんは習ったことを余さずフル活用しようとしているのです。その学習姿勢やよしです。ベクトルの問題を解決させたMoちゃんは、すっきりした表情で次の単元に進みました。
y-y1 = a sin 1/b (θ-θ1)
上式は三角関数のグラフを、θ軸方向にθ1・y軸方向にy1平行移動し、振幅をa倍、周期をb倍することを表現した式です。たった1行の式の中に高校数学で学習するグラフの移動と変形のすべてが盛り込まれています。

Moちゃん「おうちで練習してくる。」
塾長「疑問点があれば直ぐ聞いてね。」

よい学習のリズムです。この好循環を継続して行きたいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿