2013-07-19

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生~定期試験休みの日程

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生のMちゃんの通う学校では今年度から校長先生が代わりました。「そのせいで試験休みが減った。」とMちゃんは不満を漏らしていました。登校日が増えた分だけ授業内容・学習量が増加するのではないかと塾長は考えていたのですが、どうもそうではないようです。Mちゃんは昨日「今日の理科の時間はVTR見るだけで終わった。数学は復習プリントだった。先生たちは時間を持て余してるみたい。だったら登校日を増やさなくてもよいのに。」と言っていました。というわけで昨日の授業では、毎日の学校復習の時間を夏期課題を学習する時間に差し替えました。つまりMちゃんは昨日から実質的に夏期講習会に入ったのです。

この夏期講習会におけるMちゃんの学習テーマは大きく分けて3つあります。
そのひとつは、3年1学期までの既習事項の総復習です。
塾長「Mちゃんが夏休みにいちばん勉強したいのは何?」
Mちゃん「夏休みの宿題をしたい。」
その希望に応えるべく、早速昨日の授業から数学の宿題に取り掛かりました。塾長はMちゃんが解けなかった問題=連立方程式の文章題を、2通りの解き方で授業解説しました。昨日のMちゃんの学校宿題の出来を見る限り、Mちゃんが解けない問題は全宿題のうち1割程度であろうと塾長は推察しています。その1割を詳細に授業解説することで3年1学期までの復習が万全になることでしょう。

二つ目は、Mちゃんが半年後に受験する英検準2級の対策です。
まとまった時間の取れる夏休みに、Mちゃんが現在学習中の『英検準2級総合対策教本-旺文社』をできるだけ進めておきたいところです。
塾長「夏休みには『教本』の文法編と作文編を勉強するよ。毎日の学習量はどのくらいがいい?」
Mちゃん「足して1ページがいい。」
塾長「そうするね。」
どうもMちゃんの本音は「宿題をやる時間をたくさん作りたい。」にあるようです。Mちゃんの宿題の時間とパソコンの時間を、Mちゃんの不満のない程度に確保しつつ、英検のための学習量をもう少し増やしたいと塾長は考えています。そのための時間のやりくりが塾長のがんばりどころです。

三つ目は、3年2学期の予習です。
塾長「数学は『アポロン数学-中3』に8月までの毎日の日付が既に書き込んであるよね。その日付どおりに勉強するよ。」
Mちゃん「うん。」
塾長「『みるみるわかる 理科の要点』も毎日学習するよ。どのくらいの量がいい?」
Mちゃん「0.5ページがいい。」
塾長「分かった。」
Mちゃんの学校では今「原子構造」を学習し始めたところです。塾ではもう「中和反応」の直前までを履修完了しており、学校よりもかなり先を学習しているのです。これ以上先を急いでは、学校と塾との授業進度の乖離が大きくなりすぎてしまいます。Mちゃんの言う通り毎日0.5ページずつ、夏休み期間中の合計で20ページが妥当なところでしょう。

こうして見るとMちゃんの夏の学習量は豊富です。しかしMちゃんは昨年の夏も一昨年の夏も同様の学習をしてきた実績があります。今年の夏期講習会でもきっとやってくれると期待しています。充実の夏にしたいものです。

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