2013-07-18

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生~社会科の論述対策

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生のSちゃんは学校で購入した問題集『整理と対策』を5教科(5冊)持っています。中でもSちゃんのお気に入りは社会科の問題集です。同書は4ページで1単元という構成です。見開きの1・2ページ目に解説文や図表が、ページをめくって左側の3ページ目にA問題(基本問題)が、そして右側の4ページ目にB問題(応用問題)が掲載されています。昨夜の授業でSちゃんは「社会を勉強したい。」と自ら希望し解説文を熟読していました。1・2ページ目の説明をよく読んでその内容を頭に入れるほど、3・4ページ目の問題の正答率が上がります。このことを十分理解しているからこその、昨夜のSちゃんの「説明のページが好き。」発言なのです。また『整理と対策』は学校の夏休みの宿題にもなっています。社会科の宿題は分量が多く、全46ページもあります。だからSちゃんは早めに宿題に取り掛かろうと、昨夜から社会科の学習を開始したのでしょう。全46ページの範囲の全ての問題(A問題とB問題)が夏期課題です。

埼玉県公立高校入試問題(社会科)では論述問題が出題されます。昨年度の論述問題の配点は5点×5問=25点でした。
1. 総得点に対する割合が高い。(100点満点の25点は4分の1。)
2. 1問あたりの配点が高い。(1問5点の問題は他にない。)
3. 部分点を獲得し易い。(解答にキーワードが含まれていればもらえる。)
以上のことから塾長は記述式問題を重視しているのです。まとまった時間の取れる夏休みこそ、記述式問題の対策授業に多くの時間を割きたいものです。

現中学3年生は以前から記述式対策として「一問一答式の逆引き」を学習しています。「1行の問題文を読んで、答の1単語を書くことができる。」のが一問一答式問題集の本来の使い方で、まずはここが第一目標(第一段階)です。次なる目標(第二段階)は「答の1単語を見て、問題文を説明することができる。」です。この第二段階を学習することで記述力・論述力が身に着いて行くのです。

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