2015-10-09

Q.E.D.進学塾の小学5年生~漢字学習をていねいに

Q.E.D.進学塾の小学5年生のKくんは、今月末に漢検を受検します。今は合格に向けて追い込みの最中です。

1. 漢検対策問題集を自力で2ページ解く。
2. できなかった問題を漢字学習ノートで調べる。
3. 調べても分からなかった問題を塾長に聞く。
4. 2.3.の問題をもう一度ノートに書く。

Kくんは、このような手順で漢字を学習しています。

塾長はKくんの手元を2.から4.までずっと見ています。

漢字学習ノートには「音読み順」に漢字が並んでいます。ゆえに、分からない漢字を調べるには「音読み」を知っていることが条件です。Kくんが調べている姿を見れば、「Kくんが音読みを正しく覚えているか」が分かるのです。

また、4.をじっと見つめれば、Kくんの筆順を確めることができます。昨日の授業ではKくんは「てへん」の筆順を間違えていました。

a.てへんの正しい書き順。
b.てへん=手。
c.手の音読みはシュ。
d.投手=ピッチャー。
e.手には人という意味もある。
このように微に入り細を穿つ授業でした。

漢字学習は、「読み・書き・そろばん」の読み書きに該当します。「読み」では音読み・訓読みを学び、「書き」では書き順・止め・跳ね・払いなどを区別して学習します。

さらに、「手=人」や「書=本」のように、訓読みにはない意味をも学ぶ必要があります。

一文字一文字を大切に。これが漢字学習の肝だと塾長は考えています。

たった一文字をどこまで詳しく学べるかが勝負です。詳細な学習の積み重ねが児童・生徒の文字力を養うのです。

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