Q.E.D.進学塾の中学3年生のNちゃんは、今夜登塾してきて開口一番、「○○高校を志望します。」と塾長に伝えました。
Nちゃんが「行きたい。」と思った高校です。塾長はNちゃんの意思を最大限尊重したいと思います。しかしながら、その高校はいかんせん遠すぎるのです。
たとえば川口から京浜東北線を利用して通学する場合、通学圏の北限は大宮であろうと塾長は考えています。
Nちゃんの志望校は大宮よりも遠く、そのため塾長は、もう少し通学時間の少ない高校を再検討してみることをNちゃんに勧めました。
Moちゃん先生「大宮より向こうは不便だよ。電車と電車の時間間隔は長いし、運賃も高い。それにちょっとした雨風ですぐ電車が止まっちゃう。通学時間が長いと勉強も部活も体力的に不利。」
まさに塾長の言いたいところを代弁してくれたMoちゃん先生でした。
県からの補助金の関係で、都内の高校に通学するよりも埼玉県内の高校に通ったほうが経済的に有利な場合があります。
しかし、県内の高校であっても、それが遠方ならば交通費がかさみます。補助金が交通費で飛んでしまって、通学時間の損失と体力的な損失だけが残ってしまった、こんな悲惨なことになる恐れもあるのです。
塾長とMoちゃん先生は、再度Nちゃんの希望を聞き取り、Nちゃんの意に沿う高校を複数推薦しました。
Nちゃん「今夜お母さんに(塾長とMoちゃん先生の推薦する高校について)相談してみます。」
今夜Nちゃんが志望校を宣言→塾長が即日代替案を提示→その日のうちにNちゃんがお母さまに相談する、こんな迅速な対応ができたのは、今夜Moちゃん先生がいてくれたお陰です。
受験生にとって進路選択は、大変ストレスのかかる作業です。これがあまり長引くと受験生の心理によくありません。
できるだけ早期に、しかしながらよく考えて、Nちゃんが心から納得できる結論を導き出してくれることを塾長は願っています。
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