2015-01-21

Q.E.D.進学塾の小学4年生~今夜の算数で満点

Q.E.D.進学塾の小学4年生のFちゃんは、国語と算数と社会を毎日勉強しています。国語と社会は各1冊ずつのテキストを1ページずつ、算数は2冊のテキストを並行学習し各1ページずつ、計4ページが一日の学習量です。

昨夜Fちゃんは、小数の10倍、100倍、10分の1、100分の1の解き方を忘れていて、もう一度復習しました。

塾長「以前勉強したのと同じ数字で勉強するね。」

【問題】
もとの数=12.34
(1) ×10
(2) ×100
(3) ×1000
(4) ×10分の1 (÷10)
(5) ×100分の1 (÷100)
(6) ×1000分の1 (÷1000)

【解答】
もとの数=12.34
(1) 123.4
(2) 1234
(3) 12340
(4) 1.234
(5) 0.1234
(6) 0.01234

Fちゃん「思い出した。」
塾長「さすが。」
Fちゃん「Fね、これ(10のn乗倍)喜んで宿題やってたもん。」
塾長「そうだったよね。」

Fちゃんは嬉しそうに問題を解いていました。

そこで塾長は、前回学習した10のn乗倍に、ひとつ上乗せをしました。「×10分の1」と「÷10」が等しいことを、Fちゃんに新たに学んでもらったのです。これをFちゃんは直ぐに習得しました。お見事でした。

そして今夜、Fちゃんは10のn乗倍の問題のテキスト1ページ分を全問正解しました。その勢いで別テキストの1ページも全問正解でした。気持ちが乗ると高い集中力を発揮してくれるFちゃんです。

明日、塾長はFちゃんに宿題を出す予定です。10のn乗倍の問題を別の数字で出題するのです。昨日・今日の復習を機に、Fちゃんが10のn乗倍を得意になってほしいものです。

塾生が以前習ったことを忘れていれば、塾長は復習授業を行います。

塾長「1時間勉強したことを、3日で忘れるのはよくあることよ。」
塾生「うん。」
塾長「でも次は同じことを30分で勉強できて、1週間忘れない。」
塾長「その次は同じことを15分で勉強できて、1か月忘れない。」
塾長「最後には一生忘れなくなる。」
塾生「なるほど。」

塾長は復習授業を受講する塾生によくこんな話をするのです。

「また忘れちゃった。しょうがない、再学習しなきゃ。」
塾生は同じことを勉強し直すとき、こんな風に考えがちです。これでは気持ちが後ろ向きで、学習効果が薄いのです。

塾長が「30分→1週間、15分→1か月・・・・・一生」の話をするのは、塾生が前を向いて学習するため、学習効果を高めるためなのです。

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