2014-03-15

Q.E.D.進学塾の全塾生~各種検定試験を受験

Q.E.D.進学塾の全塾生は各種検定試験を受験しています。小学生は漢検を、中高生は漢検英検の両方を、それぞれ受験しているのです。

昨夜塾長は書店に行き、漢検の受験者登録と受験料の払い込みを済ませてきました。このあと申し込み書を郵送して受験申し込みが完了します。

漢検を受験する意義の第一は、塾生の国語力を向上させることにあります。漢検の勉強をすることは文字力と語彙力を強化します。そしてこれらの力は国語力に直結します。

国語は全ての教科の要です。英語であってもその授業説明は日本語で行われるのですから、学校や塾の授業内容を理解するのに国語力は不可欠です。すなわち国語力を引き上げることは全ての教科の底上げとなるのです。

漢検を受験する意義の第二は、学習のペースメーカーとしての役割にあります。漢検は年に3回、ほぼ4か月おきに実施されます。6月・10月・2月がその受験月です。これが年間の学習計画を組む上で重要な役割を担っているのです。

Q.E.D.進学塾では各級の漢検対策問題集に成美堂出版 本試験型 漢字検定試験問題集 ’15年版を採択しています。同書は漢検の試験本番そっくりに構成されています。その1回分が試験時間と同じく制限時間60分で、1回分=6ページです。

塾生たちはその6ページを月曜日から土曜日まで毎日1ページずつ学習しています。1日の学習時間は、60分÷6日=10分/日です。

これが塾生たちにとって勉強しやすいのでしょう。小中学生の全塾生は登塾すると直ぐに漢検の勉強を始めます。漢検の学習は1日の学習のリズムを生み出す役目をも担っています。

塾長は「読み書きそろばん」を学習の柱と考え最重要視しています。漢検の勉強は塾生の「読み書き」の力を鍛えます。塾長はそれに加えて語彙力の強化をも図り、分からない言葉は辞書を引くよう指導しています。

Kちゃん「(辞書で)『遺漏』を引いたんだけど、辞書の説明が難しい。」
塾長「『うっかり』という意味よ。」
Kちゃん「そっかあ。」
Kちゃん「塾長が辞書を作ってよ。」
塾長「だめです。難しくても辞書を引くのよ。」

塾生は辞書で調べてもその言葉の意味が取りづらいとき、塾長に助けを求めてきます。塾長は上記の『うっかり』のように、ごく平易な言葉に訳したのち、正しい意味を詳しく教えています。

難しい言葉を難しい説明文で覚えても、なかなか思い出せないことが多いのです。難しい言葉の入った頭の引き出しを開けるには、その鍵となる「易しい言葉」が必要なのです。

塾生が漢検の学習を通して国語力を、ひいては全ての教科の学力を伸長してくれることを塾長は願っています。

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