2013-12-19

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生~英単語と漢字の問題集を希望

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生のSちゃんは埼玉県公立高校入試過去問を毎日学習しています。入試本番まで残すところ2か月半ですから実戦力を養う時期なのです。

加えてSちゃんは社会科の一問一答問題集をも毎日勉強しています。12月1日(日)に第7回・北辰テストを終えたばかりのSちゃんに、塾長が「これからの3か月は覚えものに力を入れよう。」と言ったのは、翌12月2日(月)のことでした。Sちゃんはこの言葉をよく聞いていて、社会科の勉強を欠かさないのです。

そして今夜、Sちゃんは「英単語と漢字の問題集がほしい。」と言い出しました。「覚えもの」の勉強で今何ができるか、Sちゃんなりに考えてのことなのでしょう。塾長はSちゃんが今の勉強で手一杯だと思って、新たな問題集を増やすことを避けていました。ところがSちゃんの学習意欲たるや素晴らしく、新規問題を欲してきたのです。

1. 『高校入試チャレンジゼミ 国語-標準編』
2. 英単語の達人【都麦出版・つむぎ出版】

そこで今夜塾長はSちゃんに上記の2冊を配布しました。どちらも薄手の問題集で短期集中学習が可能です。

1.の漢字学習コーナーには『公立高校入試出る順100問(読み)』と『公立高校入試出る順100問(書き)』のページがあって、まずはこの4ページの200問を覚えるよう、塾長はSちゃんに指示したところです。コンパクトにまとまっているのが気に入ったようで、すっかりやる気になっているSちゃんです。

2.は高校入試頻出英単語を文章とともに覚えられるように構成された問題集です。見開きの左のページが英文、右のページが日本文になっています。塾長が同書を配布すると直ぐ、Sちゃんはこの問題集の使い方を練習しました。問題となっている英単語の括弧抜き部分に該当する部分の日本語に(括弧)を書き足す一工夫で、学習効率が飛躍的に向上するのです。Sちゃんは30分のマンツーマン練習で、同書の学習方法を完全習得できました。

Sちゃん「これ、英作文の練習にもなるね。」
的を射た発言です。この言を聞いた塾長はSちゃんの洞察力に驚かされました。Sちゃんが常に目的意識を持って学習しているからこそ、ここに気付いたのでしょう。

目的意識の高いSちゃんに塾長が「あれをやれ、これをやれ。」と細かな指示を出す必要はないのです。Sちゃんは学びたいと思ったものを学び、塾長はその学習効率を最大化させるための指示を出すべきと考えているところです。

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