Yくんの教科書でいちばん早く登場するbe動詞は「is」でした。
その際の基本文は「My name is Ken Oka.」でした。
一方、Eくんの教科書では「am」でした。
基本文は「I'm Eri.」で、いきなり短縮形での搭乗でした。
塾長は、「are」を補足説明しました。
これにてbe動詞の現在形が三役揃い踏みです。
1.主語が[I]「私は」のとき、be動詞は[am]。
2.主語が[you]「あなた(たち)は」と複数のとき、be動詞は[are]。
3.主語が上記の1.2.以外のとき、be動詞は[is]。
YくんとEくんの両名は、「SV」(主語と述語動詞)の関係を1.2.3.のようにして理解することができました。
今回の授業は、塾長がこれから両名に英語を教えて行くのに大変参考になる授業でした。
なぜならば、
(1)Yくんの『栄光ワーク 小学英語(学校教科書準拠版教材)』の問題。[is]
(2)Eくんの『定期テスト対策ワーク (栄光ワーク) 』の問題。[am]
(3)塾長の自作問題・補充問題。[are]
の3つを組み合わせて、両名がbe動詞の現在形を一通り覚えることができたからです。
今後も塾長は(1)(2)(3)を適宜に織り交ぜながら、英語の授業を展開して行くつもりです。
今回、両名ともが今回のライブ感満載の授業を楽しんで受講してくれたので、これを継続しない手はないと塾長は考えたのです。
翻って、2学年の差についてです。
小5のYくんと中1のEくんとでは、互いの国語力に差があります。
そのため、塾長はYくんにはできるだけ易しい言葉で、Eくんには多少難しくても正確な文法用語で、それぞれ説明をしています。
Eくんは、塾長がYくんに説明するのを聞けば、難解な文法用語を理解する助けとなります。
一方、Yくんは、塾長がYくんに説明するのを聞いて、英文法の用語に耳を慣らすことができます。
つまり、両名にとってそれぞれにメリットがあるのです。
それだけではなく、塾長にも有益です。
塾長が異なる学年の塾生に同じテーマで授業をすることは、間違いなく自分自身の授業スキルの向上に役立ちます。
つまり、両名の英語の授業が塾長の教務力向上に一役買ってくれるということです。
「三方一両損」という、古典落語の有名な作品があります。
両名の英語の授業は「三方一両得」です。
Yくん・Eくん・塾長が三位一体となって、ぜひ一緒に成長して行きましょう。
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