2020-07-18

QED進学塾の塾長~考え方・教え方(7)

QED進学塾の塾長は、2020年6月13日よりQED日誌に連載記事を書き始めました。
今日は昨日の連載記事(第6回)の続き(第7回)です。

前回までの設定は、20℃の水2gと80℃の熱湯1gを混合して40℃のお湯3gを作る話でした。
今回はこれをテストの点数に置き換えてみます。

【問題】
3人の児童があるテスト受けたところ、2人が20点で、もう1人が80点でした。
この3人の平均点を求めなさい。

20点の児童が2人いるので、
20×2=40[点]

80点の児童が1人いるので、
80×1=80[点]

よって、3人の合計点は、
40+80=120[点]

したがって、平均点は、
120÷3=40[点]

上記の4つの式を昨日のQED日誌の4つの式と比べてみます。
すると、単位こそ違えども数字は完全一致することが分かります。

熱量は中学校履修範囲なので、小学生が熱量を理解することは難しいかもしれません。
しかし、熱量をテストの点数に置き換えれば一気に易しくなります。

40年以上も昔の話です。
当時、小学6年生だった塾長に父が風船を膨らませながら「微分」を教えてくれたことがあります。
小学生でも理解できる説明だったので、当時の塾長は大変面白く感じたことを覚えています。
父は「微分は高校履修範囲だから小学生には無理。」と決めつけず、小学生でも分かるように微分の基本的な考え方を教えてくれたのでした。
塾長は、子供の頃からこのような体験をたくさんしてきました。
おかげで、学ぶ楽しさを感じつつ学び続けることができました。

今、塾長はその喜びを児童・生徒たちに感じてほしいと常に願っています。
塾長は、そう願いながら日々の授業ができることを幸せに思うのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿