2020-07-28

QED進学塾の小学5年生~昨日の算数・国語

QED進学塾の小学5年生は昨日の1時間目に算数を、2時間目に国語と算数を学習しました。

【算数】
(3)『力がつく計算ドリル 小学6年生』
「平均(2)」が1ページ宿題で出ていました。
昨日の授業の冒頭に児童が塾長にこの宿題に関する質問をしてきました。
そこで、1時間目の国語を算数に代えて「平均」を学習しました。

1.平らに均す解法。
2.仮平均を用いた解法。
3.「平均=合計÷個数」の公式による解法。
(「てんとうむし」の図で「合計=平均×個数」「個数=合計÷平均」も含む。)

児童は、上記の3つの解法を習っています。
「解法3.だけじゃだめなの?」
昨日児童からこんな素朴な質問が出ました。

塾長は少考してこう答えました。
「数字を自在に操る練習になるから、なるべく1.2.で解こう。3.はたしかめ算。」
本当はもっと深謀遠慮があったのですが、小学生に分かる範囲で答えたのです。

公式に当てはめて解くだけでは、それは機械的な単純作業になってしまいます。
それでは考える力が身に着きません。
平均値のおよその見当をつけるところから、そのあとの補正まで自分の頭で考えてほしいのです。
このような学習は「頭の筋トレ」になるのはもちろんのこと、他にも多くの意義を持つのです。
その意義については今週のQED日誌の金曜日と土曜日の記事に改めて書き記します。

昨日の授業で児童は1.2.の解法が一気に上達しました。
「平均のプロになった。」
児童はこう言って得意満面でした。

(4)『コア』
昨日は新単元の「積や商の大きさ」を履修開始しました。
児童は「1より小さい数でわると増える。」と「1より大きい数をかけると増える。」が同値であることを上手く説明できませんでした。
その原因が「逆数」という言葉を正しく使えていなかったことにあったので、水曜日にもう一度「逆数」を復習します。
「ある数で割ることはある数の逆数をかけること。」
これがすらすら言えるようになったら免許皆伝です。

【国語】
児童が先週学習した最重要単語の「形質」をきれいに忘れていたので、昨日再学習しました。
「遺伝とは何ですか。」「遺伝子とは何ですか。」
水曜日にこれを口頭試問する予定です。

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