2020-07-02

QED進学塾の小学5年生~昨日の算数

QED進学塾の小学5年生は、昨日の算数の時間に以下の「0.」「2.」「4.」の3つを学習しました。
番号を「1.」「2.」「3.」としなかったのには理由があります。
『計算級別』は昨日の学習予定になかったので「0.」に、『まるいち算』と「単位変換」は昨日のQED日誌での番号に合わせてそれぞれ「2.」「4.」にしました。

0.『計算級別』
算数の授業開始直後、児童が塾長に「計算級別の問題がだんだん難しくなってきた。」と言いました。
塾長が「特にどの問題?」と尋ねたところ、児童は自分が1度間違えた問題(分数のわり算)を指名してきました。
児童がその問題を間違えたのは、本当は逆数にすべきところを逆数にし忘れたためでした。
児童は、自分がまた同じ間違いをしてしまいそうだと不安を漏らしたのです。
そこで、児童は塾長と一緒に練習をしました。
「÷」を「×」に変えるときに机上の左手を裏返すと同時に「逆」と言い、「わる数」を逆数にするときに裏返した左手をもう一度して元に戻すと同時に「逆数」と言う、こんな練習をしたのです。

この練習の意味は、なるべく多くの感覚器を同時に使うことにあります。
塾長の通った高校の先生が「英語は口目手で覚えろ。」とよく言っていました

(1)英語(単語・熟語・例文など)を「口」で発音すれば、自ずと音は「耳」に入ってくる。
(2)(1)の発音と同時に音と一致するところの文字を書けば、自ずと「目」はそれを追う。
(3)このようにして、複数の感覚器を同時に働かせると、英語が覚えやすくなるし、忘れにくくもなる。

この3つが「口目手」の意味するところです。
このような学習法が有効なのは、何も英語に限ったことではなく、他の教科にも応用が効くのです。
児童・生徒には五感をフル活用して学習する習慣を身に着けてほしいと塾長はいつも思っています。

2.『まるいち算』
昨日は『まるいち算』の抜き打ちテストを実施しました。
塾長「抜き打ちだからできなくて当たり前。できたらすごい。」
塾長がこう言うと、児童は安心した顔で問題を解き始めました。
そして見事正解!
大したものです。

児童「あれ、たしかめ算はどうやるんだっけ??」
塾長「ひき算より簡単なのは・・・」
児童「たし算するんだった!」
こうして、児童は最後のたしかめ算までやり切ったのでした。

塾長「こんな感じで自分でテストすれば、月曜日の小テストは短時間で100点が取れること間違いなしだよ。」
児童「うん、やる。」
学習法と学習習慣を同時に身に着けて行ってほしいものです。


塾長が水曜日に小テストをすることを児童に提案したところ、児童から「中1日はきつい。」との返答がありました。
『まるいち算』のページが進むにしたがって問題レベルが上がってきたので、児童が小テストに耐えうるところまで習熟度を上げようとするならば、中1日はさすがにきついだろうと思われます。
そこで『まるいち算』の小テストは毎週月曜日に実施することといたします。

よって、本日は新しい問題には進みません。
そのかわり、月曜日に学習したばかりの問題を抜き打ちテストします。
おそらくいくつかの改良点が見つかることでしょう。
そこを改善して、来週月曜日の小テストに生かしてほしいところです。

さて、QED日誌を書いていたら遅い時間になってしまいました。
2時には寝なくては・・・
というわけで「4.体積の応用(単位変換)」については、また明日に書くこととします。
おやすみなさい。

0 件のコメント:

コメントを投稿