2020-07-23

QED進学塾の小学5年生~昨日の算数+おまけの英語

QED進学塾の小学5年生は昨日算数を学習しました。
また、塾長は児童に英会話のyoutubeチャンネルを紹介しました。

【算数】
(1)『まるいち算』
小テストの出来が素晴らしかったです。
児童がテスト問題を解いてからたしかめ算までに要した時間は僅か4分5秒でした。
よく勉強している証拠です。

児童は気分よく次の問題へと進みました。
ところが、逆算で大苦戦してしまいました。

1.かなり昔に学習した「逆算」(□を使った式)での解き方を1通り。
これが最難関でした。
児童が逆算を学習したのが4か月前のことですから、学習事項が忘却の彼方となってしまったのも無理ありません。
児童の4か月前のノートを開いて再学習しました。
児童は「+→-」「-→+」「×→÷」「÷→×」のような素直な逆算については思い出すのに時間がかかりませんでしたが、「-□」「÷□」のときに「そのまま動かす」という例外則を思い出すのに苦労してました。

2.つい最近習ったばかりの「〇全=分母の最小公倍数」とおく解き方を2通り。
これは何とかできました。
ただひとつ塾長が気になったのは、児童が「とにかく○1を求める。」という大原則をこの問題に適用するのにかなりの時間を要してしまったことです。
原理原則にかなった自然な解法を児童がスムーズにできるようになるには、もう少し練習が必要です。

最終的に、児童はこの問題を計3通りの解法で解き切ることができました。

(2)『計算級別』
「最小公倍数の求め方」「割り切れる数の見つけ方」「割れる数で割ってみる作戦」これらを児童は宿題で上手く使えていました。
これから児童は各級の最難関である「H問題」を解きます。
児童はH問題のことを「ボスキャラ」と呼び、これを解くのを楽しみにしています。
児童が16級と15級のボスを倒して、小学校履修範囲の最上級である14級(分数の四則混合計算・小数を含む)へと気分よく駒を進めてほしいと思います。

(3)『力がつく計算ドリル 小学6年生』
本日塾長は同教材の「平均(2)」を1ページ宿題に出しました。
2つの母集団の平均を比較して「どちらが優秀か」を調べる問題が「平均(2)」に初登場します。
これは塾長が児童にまだ教えていない問題です。
児童が自分の力でどれだけ考えることができるか塾長は楽しみにしています。

(4)『コア』
月曜日にこの教材の「平均」の単元を児童は履修完了しました。
そこで、次の学習単元を児童と相談して昨日決定しました。
来週からの学習単元は「積や商の大きさ」です。
今ちょうど児童が学校で習っている単元です。
この単元では「くもわ」(くらべる量・もとにする量・割合)の相関を学習します。
学校ではまだ習わない「分数の乗除」や「てんとうむし」と「くもわ」を組み合わせて、入試に直結する学習をする予定です。

英語はおまけです。
昨日塾長は児童に中田敦彦のyoutubeのサードチャンネルを紹介しました。
このチャンネルは英会話専門チャンネルです。
英会話が中学入試に直結する訳ではありませんが、英語に耳を慣らしつつ息抜きをするくらいの気持ちで気楽に聞いてくれれば幸いです。
7月17日アップロードの英会話は、自動車メーカーの話ばかりだったので、自動車好きの児童が楽しく聞ける内容だと思います。

塾長の仕事は児童を志望校合格へと導くことです。
ですが、児童の中学入学後の成長をどうしても思い描いてしまう塾長です。

塾長が古くから知っている私立中学校の先生によると、とある大手の中学受験専門塾の卒塾生の2割が、中学合格後に「燃え尽き症候群」になってしまうそうです。
そのような生徒を塾長はこれまでに数多く見てきたので、この話には信ぴょう性があります。

中学合格までより合格後の人生のほうがずっと長いのです。
児童・生徒が常に「伸びしろ」を持ちながら、成長し続けてくれることを塾長は願うのです。

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