2020-07-05

QED進学塾の塾長~考え方・教え方(5)

QED進学塾の塾長は、2020年6月13日よりQED日誌に連載記事を書き始めました。
今日は昨日の連載記事(第4回)の続き(第5回)です。

(2)の答え・・・40℃

「答えが出た。よかった。」
ほっとして、ゆっくりお湯(40℃)にでも浸かりたいところですが、
ここで、もう一押しです。
勉強したことを振り返りましょう。

20℃の水と80℃の熱湯の
質量比は2:1。
線分比は1:2。
つまり、質量比と線分比は逆比の関係です。
易しく言い換えると、「重さの比と長さの比は逆比。」です。

さあ、ここで突然シーソーが登場します。
体重60㎏の父と30㎏の子がシーソーにまたがります。
重さの比は2:1です。

支点からの距離が1mの位置に父が、2mの位置に子が、
それぞれ座ったときにシーソーはつり合います。
長さの比は1:2です。

ここでも「重さの比と長さの比は逆比。」が成り立ちます。

「水」と「シーソー」という似ても似つかないものに、
共通する法則があることが分かりました。
このことを知って何の感動もない児童はいません。
児童は驚いたり不思議がったりして興味津々です。

感情が動かされたことは記憶に残ります。
それを忘れないうちに反復学習すれば定着します。
塾長はインパクトのある授業をして教えたことが児童の記憶に残るように、
児童は習ったことを家庭学習で復習して長期間忘れないように、
この両輪が継続的に回り続けたその先に学力の爆発があると塾長は思うのです。

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