2020-07-21

QED進学塾の小学5年生~昨日の国語・算数

QED進学塾の小学5年生は昨日国語と算数を学習しました。

【国語】
現段階で児童が意味調べの終わっている語句のすべてを添削しました。
1.棋士=将棋や囲碁のプロ。
2.遺伝子=形質を親から子へ伝える物質。DNA。
児童が調べたもので、大きく塾長の手直しがあったのは上記の2つでした。
児童は「囲碁」「形質」の意味が分からなかったので、そこを詳しく説明しました。

もしかすると、児童が「棋士」や「遺伝子」を調べたときに、「囲碁」や「形質」といった言葉を用いた説明文があったのかもしれません。
児童のノートに「囲碁」「形質」の2語が書かれていなかったのは、児童が自分の知らない・分からない語句を書くことを潔しとしなかったためでしょう。

自分が分かる言葉で書く。
自分が知らない言葉をとりあえずノートに書き写して分かったふりをしない。
児童はこれらのことができているのです。
偉い子です。
この学習姿勢をぜひ今後も続けてほしいものです。

【算数】
(3)『力がつく計算ドリル 小学6年生』
1.棒グラフの凸凹を「均して」平均を求める。
2.棒グラフを書かずに1.を行う。
3.「平均=合計÷個数」の公式を用いて平均を求める。
4.「仮平均」を利用して平均を求める。

1時間目の国語の授業が始まる前に、児童がいの一番で質問をしてきました。
上記の1.4.で補正が必要となった問題が上手く解けなかったので教えてほしいとのことでした。
その問題は、前回授業で児童が苦戦していた問題でした。
児童は、始めに棒グラフを書いて1.4.で問題を解き、それができたら数字だけを見て1.4.を解き、どちらでも解けるまでに習熟しました。

児童は、「みんなで分担する」という考え方がよく分かっていなかったようです。
たとえば、仮平均よりも「100足りない。」だったとします。
このとき「真の平均=仮平均-(100÷個数)」です。
もし、個数が4ならば、不足分の100を4人で分担するので、仮平均から25を引いた値が真の平均です。
児童が、この「分担」を理解できて一件落着しました。

(4)『コア』
5.「平均」を利用して平面図形の面積を求める。
6.「平均」を利用して立体図形の面積を求める。
7.中点連結定理と相似な三角形の面積比。

児童は、「分担」を理解できて気分上々でした。
そこで、塾長はその勢いのまま児童に『コア』の平均の問題を学習してもらうことにしました。
その問題は「プールの平均の深さを求めてから容積を求める問題」でした。

最初は、区分求積法(2区間)で図を簡略化して平均の深さを求めました。
児童は、いとも簡単にこれを解くことができました。
次に、簡略化しないそのままの図で平均の深さを求めました。
児童は、苦戦しながらも三角形の移動に成功して、何とかこれを求めることができました。

児童は、7.の中点連結定理・相似・面積比を直ぐに理解できました。
そして、「新発見!」と大喜びしていました。
感動をもって理解した法則は、いつまでも忘れないものです。
1.2.3.4.でついた勢いのまま、一気に5.6.7.を学習する作戦は大成功でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿