2014-02-17

Q.E.D.進学塾の高校受験生~明日出願

Q.E.D.進学塾の高校受験生たちは明日、それぞれの志望する公立高校へと出願します。

Sちゃん「(明日第一志望校へ)出願先を変えずに出すね。」
塾長「うん。」
Sちゃん「倍率が心配・・・」
塾長「偏差値が上の学校から下りて来てるよね。」
Sちゃん「そうなの。」
塾長「迷惑な話だよね。」
Sちゃん「ほんとに。」
Sちゃん「倍率が1.4倍以上だったら出願先を再考する。」
塾長「そうだね。」

塾長が出願先を再考する目安としている倍率は1.25倍です。これは「4人が笑っているその隣で1人が泣いている。」倍率です。

しかし一昨年のRちゃんのような例もあります。
第一回出願→1.29倍。
塾長は倍率が下がると読んで「出願先変更なし」を指示。
最終倍率→1.21倍。
第一回出願から最終倍率までの受験生の動向については、経験則による読みだけが頼りです。

Sちゃんは「1.4倍以上で出願先再考。」と言っています。これは「1.39倍なら変えない。」と言っているのかもしれません。1.25倍を基準値とするならば相当高い倍率です。それでも塾長はSちゃんの意思を尊重したいと考えています。

塾長が「強気に攻めたい。」と考えているのには理由があります。直近2回の模試成績です。Sちゃんは、前々回の第7回北辰テスト(12月1日実施)と前回(最終回)の入試直前テスト(2月2日実施)で立て続けに自己ベスト偏差値を更新してきたのです。Sちゃんがこの勢いそのままに入試本番をも突破してくれると塾長は踏んでいるのです。

しかしながらSちゃん自身が弱気になってしまうような高倍率の場合、塾長は「それでも突撃。」を指示するつもりはありません。

10年ほど昔の話です。
Gくん「倍率が高すぎるので出願変更したいんですけど。」
塾長「強気に行ってみない?」
Gくん「(怯えた小動物のような目で)・・・うーん・・・・・・」
塾長「よし変更しよう。」
受験生が大きな不安を感じている場合は、即出願変更です。

倍率の数値動向や受験生の心理状況を総合的に判断し、間違いのない出願をしたいものです。

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