Q.E.D.進学塾の公立中学1年生のKちゃんは週6日の通塾をしています。とても良く勉強する子です。そして日頃の努力の成果が学校の成績によく表れています。
塾長「定期試験前一週間で詰め込んだことは、試験が終わると一週間で消えるのよ。」
Kちゃん「うん。」
Kちゃんは覚えものを試験直前に詰め込もうとする傾向があるのです。社会科や理科の第2分野(生物・地学分野)がこの覚えものに該当します。
先月Kちゃんは、Sちゃんが『中学 必修テキスト-公民』を勉強しているのをじっと見ていました。
Kちゃん「Kもこれ欲しい。」
塾長「いいよ。」
『必修テキスト-地理』と『必修テキスト-歴史』は、今ではすっかりKちゃんのお気に入りの問題集です。
Kちゃんはこの2冊を毎日少しずつ勉強しています。長期間に少しずつ分けて覚えたことはなかなか忘れません。分散学習の効果に期待したいところです。
Kちゃんは3月2日(日)に北辰テスト「1年総合」を受験します。北辰テストの試験範囲は「今までに習ったところ全部」が常です。つまりKちゃんが学習してから時間が経った項目を、どれだけ覚えているのかを試す機会です。
高校入試の試験範囲は「中学3年間の履修事項の全て」です。学校の成績が優秀なKちゃんが、入試でも優秀な得点を挙げるために、1年生の今から「忘れない」勉強法を継続したいものです。
Kちゃんは1・2年生のに北辰テストを「全部受ける。」と言っています。1年生で1回、2年生で3回、計4回の北辰テストです。北辰テストはKちゃんの高校入試までの長い道程の中間発表として、よい指標になってくれることでしょう。
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