2023-05-20

QED進学塾の小学5年生(Y)~今回の英語

QED進学塾の小学5年生のYくんの今回の英語です。

いつも授業の冒頭に、Yくんはフォニックスの小テストをします。
今回は「オー」を「オウ」と直しただけで、それ以外は大変よくできていました。
Yくんが家でお母さんに聞いてもらいながら、フォニックスを毎日音読している成果が表れています。

正しくは「オウ」と発音すべきところを、誤って「オー」と発音してしまうことが、日本人に多いのには理由があります。
たとえば小学校1年生で習う漢字の「王。」
この漢字の「よみかたをかきなさい。」という問題がテストに出たら「おう」と書くのが正解です。
表記は「おう」で正しいのですが、実際の発音は「オー」です。
これに対して、アルファベットの「o」はカタカナ表記が「オウ」で、実際の発音でも「オウ」です。
このような国語と英語の違いが、日本人が前述のような発音の間違いを犯してしまう主因となっているのではないか、塾長はそう考えています。

今回塾長は、「オー」と「オウ」に関する上記の内容をYくんに授業解説しました。
Yくんは、合点がいったようで直ぐに修正することができました。
せっかくYくんが毎日の音読を頑張っているのですから、正しい発音で読まないと勿体ないです。
間違った発音を毎日繰り返してしまえば、体に誤情報が浸透してしまい、その修正は容易なことではなくなってしまうからです。

最初は、ゆっくりていねいに慎重に「正しく」読むことです。
毎日読み続けているうちに、自然と速く正確に「すらすら」読めるようになってきます。
この一連の流れは、毎日ピアノを練習することに酷似しています。

Yくんは、毎日フォニックスを音読するという、大変良い学習習慣を身に着けることができました。
この習慣の効果は、フォニックスが得意になるだけではありません。
音読は脳全体を活性化させるので、勉強時間の冒頭に音読を持って来るだけで、そのあとの勉強の学習効果が向上します。
フォニックスの音読は、一石二鳥の学習習慣なのです。
これからもぜひ毎日続けてほしいです。

いつも英語の時間を楽しみにしているYくんが、今回は特に楽しそうに発音したり、ノートを取ったりしていました。
Yくんがご機嫌なのはビッグチャンスです。
今回塾長は、Yくんに2文字セットのフォニックスに挑戦してもらいました。
Yくんは、これをあっさりクリアしました。
そのうえ、Yくんは「2文字セットの2種盛り合わせ」である、「there」という英単語まで習得してしまいました。
大収穫です(●^o^●)
これからもYくんが気分よく英語を学習し、真綿が水を吸い込むように吸収して行ってくれることを、塾長は大いに期待しています。

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