2023-05-07

QED進学塾の小学5年生(Y)~今回の英語

QED進学塾の小学5年生のYくんの今回の英語です。

今回授業の最終盤にYくんのお母さまが少しだけ授業参観をしてくださいました。
そのとき、Yくんは、今ちょうど練習中のフォニックスを、語彙力の強化にどう活用して行くのかを、『みるみるわかる ステップ式英語 』の英単語学習の特集ページに登場する英単語を例に取って、実践的に学習しているところでした。

お母さまは、自分が中学生の時の英語で、月の名前・季節の名前・基数・序数などの基本英単語をまとめてテストされたことがあり「8月のAugustが覚えにくかったことを記憶している。」とお話ししてくれました。

塾長は、即興で「オーガストゥ」を「August」に変換する授業をしました。
「オー」=「au」→月の名前の先頭は大文字なので「Au」・・・(1)
「ガ」=「グ」+「ア」=「g」+「u」→「gu」・・・(2)
「ス」=「s」・・・(3)
「トゥ」=「t」・・・(4)
よって、
(1)+(2)+(3)+(4)より、
「オーガストゥ」=「August」。

なお、上記は、(1)のみ「2文字セットのフォニックス」で、あとの(2)(3)(4)は「1文字のフォニックス」です。

塾長が塾生たちに教えているフォニックスは、全部で40個あります。
その内訳は、
1.1文字=26個。(アルファベットは26文字なので当たり前ですねw)
2.2文字セット=12個。
3.3文字セット=2個。
です。
よって、
1.+2.+3.=40個。

【問題】
「オーガストゥ」を英語に直しなさい。
ただし、先頭の文字のみ大文字で書きなさい。
【問題終わり】

「August」を見たことも聞いたこともない、ましてや書いたことなど1度もない、そんな生徒に塾長が上記の【問題】を出題したとします。
それでも、その生徒は「August」を書くことができます。
なぜならば、その生徒は40個のフォニックスを完璧に覚えていたからです。

つまり、フォニックスさえ覚えてしまえば、こんなことまで可能だということです。
もちろん、すべての英単語がフォニックスの知識のみで書けるわけではありません。
ですが、「August」のようにフォニックスだけで書けてしまう英単語は非常に多いのです。

前述の『みるみるわかる ステップ式英語 』の英単語ページをサンプルに、塾長が「フォニックスの知識だけで書けてしまう英単語数」を調べたところ、なんとその4分の3すなわち75%がそれに該当したのです。

ということは、フォニックスを完璧にマスターしている子は、残りの25%の英単語だけ覚えればよいのです。
したがって、その子が覚える英単語数は、フォニックスを知らない子の4分の1で済むということです。

公立高校受験に必要な英単語数は、600語と言われています。
そのうちの75%すなわち450語の綴りを覚えなくてよいとしたらどれほど楽でしょう。
残りの150語さえ覚えてしまえばよいのですから。

塾長が塾生に配布している『フォニックス学習プリント』はA4用紙2枚で、2枚ともスカスカ(紙の白い面積が大きい)です。
スカスカの2枚を覚えるのと、450語の英単語の綴りを覚えるのと、どちらが楽は考えるまでもありません。

授業参観のわずかな時間で、塾長はYくん親子に以上のような話をしました。
「フォニックスを覚えなかったら大損。」ということは、十分に伝わったことと思います。
家でYくんがフォニックスを音読するのを、Yくんのお母さまが聞いてくれます。
そうすることで、毎日続けることができるのです。
Yくんがフォニックスを「お買い得♪」と言いながら、るんるん気分で覚えてくれたならこれほど嬉しいことはありません。

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