2023-05-27

QED進学塾の中学1年生(E)~数学のテスト反省

QED進学塾の中学1年生のEくんの数学のテスト反省です。

Eくんの通う学校では、1学期中間試験が先週実施されました。
5教科のテストのうち数学と社会科の答案がいち早く返却されて、Eくんはその2教科について問題・答案・模範解答の3点セットを塾に持参しました。

塾長は「テスト直し」という言葉を使いたがりません。
その代わりに「テスト反省」という言葉を使います。
なぜなら、前者は狭義に間違い直しの意味で、後者は広義に試験全般を見通す意味で、それぞれ捉えられる傾向があるからです。

【計算問題(正負の数)】
Eくんが正答に至らなかった問題が十数題ありました。
塾長は、Eくんにそのうちの2問だけを詳細に授業解説しました。
そして、計算問題の13問を宿題に出しました。

Eくんは、その13問中の11問に正解!
Eくんが授業をよく聞いていた証拠です。
塾長が残りの2問を授業解説して、これにてEくんの1学期中間試験の数学の計算問題は免許皆伝です。
よく頑張りました。

【速さに関する文章問題】
Eくんは、同試験問題を見事正答し、3点満点中の3点を見事獲得していました。
しかしながら、Eくんの解法はあまり褒められたものではありませんでした。
そこで、塾長は同問題を授業で取り上げました。
テストで丸が付いている問題を再学習していることで、前述の「テスト反省は間違い直しではない」ことをご理解いただけたと思います。

【別解】
Eくんは、前記の計算問題も文章問題も、それぞれ別解を学習しました。
計算問題(11級)の別解ではEくんがこの先に学習する9級と8級の分数の計算に応用できる解法を、文章問題(速さ)の別解では理科の計算問題に広く活用できる解法を、Eくんはそれぞれ学んだのです。

過去を振り返るだけの反省に意味はありません。
反省は、未来に生かすことができて初めて意味を持ちます。
Eくんは大変充実した「テスト反省」ができました。
Eくんが今回の「テスト反省」の授業で学んだことを、家庭学習で完全に身に着けてくれることを、塾長は願わずにはいられません。

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