2014-11-05

Q.E.D.進学塾の中学2年生~2学期中間試験の答案

Q.E.D.進学塾の中学2年生のNちゃんは昨夜2学期中間試験の数学の答案を塾に持参しました。自己最高得点には3点及びませんでしたが大変よくがんばりました。

1.グラフを読み取る。
2.グラフを書く。
3.グラフ上の1点と傾きから直線の式を求める。
4.グラフ上の2点から直線の式を求める。
Nちゃんが今回数学の試験範囲で力を入れたのはこの4項目です。いずれも一次関数の必出問題で、やはり実際に数多くの出題がありました。

塾長「1.~4.は確実に得点できた?」
Nちゃん「1.2.はできたけど3.4.はできなかった。」
塾長「計算量の多い3.4.を解けるようにこれから演習量を増やそうね。」
Nちゃん「はい。」
Nちゃん「答案は見せなくてもいいんですか?」
塾長「持って来てくれたのね。見せて。」

塾長は初めにNちゃんの試験の出来について聞き取りを行いました。Nちゃんは詳しく説明をしてくれて、そののち自分から答案を見せてくれました。

塾長がいきなり答案を見てそれについて講評すれば時間は短くて済みます。しかしまず聞き取りから始めるほうが対話が増え、そのやり取りを通してNちゃんが納得できるのです。

塾長「数学の次に勉強したい教科は?」
Nちゃん「理科。」
塾長「計算問題があるもんね。」
Nちゃん「うん。それと植物が苦手。」
塾長「覚えておくね。」
塾長「これからどんな順番で勉強したい?」
Nちゃん「2学期が終わるまでは学校と並行して勉強したい。」
塾長「方程式の計算は冬休みからの勉強がいいのね。」
Nちゃん「うん。」
テスト反省ののち、これからの学習の進め方について詳細を詰めることができました。

Nちゃんは自分から「これを学びたい。」と言える子なのです。塾長はそれを最大限に尊重します。「学びたい。」を学ぶことが学習意欲を高めるからです。

昨夜の授業での聞き取りで分かったことがもう一つあります。学校の数学が1次関数と図形の融合問題を学習するのか、それを飛ばして次の単元に進むのか定まっていないことです。

そこで昨夜はかねてからNちゃんが「教えてほしい。」と要望していた、回路の計算(理科)を学習しました。Nちゃんは実に真剣に説明を聞きノートを取っていました。

方程式→連立方程式→理科の計算問題の順に学習を進めるのが最もスムーズです。しかしその既定路線をひた走るよりも、今はNちゃんの「学びたい。」を最優先させたいと塾長は考えています。

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