2013-02-22

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~自主性と計画性

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの学校では、来週の水曜日から学年末試験が始まります。現在その試験範囲の学習に専念しているところです。Sちゃんは本日登塾すると直ぐに理科の学校ワークを広げ、問題を解き始めました。塾長が「今日は理科からなのね。」と言うと、Sちゃんは「理科が遅れているから。」と答えました。何をすべきなのか自分で考え、即実行に移すことのできるSちゃんはほんとうにえらい子です。Sちゃんの勉強したい教科を最優先するため、今日の授業予定を差し替えました。数学の「直角三角形の合同条件」を明日の土曜授業に回して、理科の「体循環と肺循環」を学習したのです。Sちゃんの学校では定期試験のたびに理科のプリントが配布されます。一問一答式問題ばかりを30問集めた1枚のプリントです。そのうち7問が血液循環に関する問題でした。その7問+αを覚えるための図解の説明に今日の授業時間の多くを割きました。循環器の問題は図で出題されることが多いからです。Sちゃんはノートに塾長の板書よりもきれいな図を書いていました。しかも板書にない補足説明事項までもノートに書き込んでいました。Sちゃんがどれだけ熱心に授業を受けたかがよく分かるノートです。明日の土曜授業の冒頭で、
【体循環】 1.左心室 2.大静脈 3.全身・毛細血管 4.大静脈 5.右心房
【肺循環】 6.右心室 7.肺動脈 8.肺 9.肺静脈 10.左心房
の10個を正しく図示できるかをテストします。
Sちゃんには「テストするよ。」と告げていません。抜き打ちテストですが、今日のSちゃんの様子から満点を確信しています。

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