2014-09-25

Q.E.D.進学塾のメンテナンス~寺瓦の補修工事

Q.E.D.進学塾の教室は古い木造建築です。しかしながら築38年とは思えないほど堅牢です。3年半前の大震災でも本棚から問題集が2冊落下しただけで、ほぼ無傷と言っていい状態でした。

建物の造りが現在の主流のはめ込み式の工法ではなく、大工さんの手作りによるものだからでしょう。しかも釘を一切使わない「木組み」なのです。まさに職人技です。

Q.E.D.進学塾の屋根は寺瓦です。一枚3kgの重厚な瓦です。今となっては発注しても2か月待ち、3か月待ちが当たり前の希少品です。それだけ瓦職人が不足していているのです。

大震災から一か月ほどのち、いつもお世話になっているS住建に屋根の様子を見てもらいました。瓦が重い分だけ滑り落ちようとする力(F=mg・sinθ)も大きく、落下の心配があったからです。

S住建の見立ては「瓦の滑りは数センチあるものの、急を要するものではない。」とのことでした。それから3年半を経て滑り幅は10センチほどに拡大しました。

そこで3日後の日曜日とその翌日の両日に、瓦の補修工事をしてもらうことになりました。転ばぬ先の杖です。大きな事故があってからでは遅いのですから。

費用は大家さんが全額負担してくれます。また今日は塾長に和牛をごちそうしてくれます。ありがたい限りです。

大家さん、保護者さま、出版社、塾・予備校・公立校・私立校の先生がた、そして塾生のよい子たち、多くの人々によってQ.E.D.進学塾は支えられています。

0 件のコメント:

コメントを投稿