2014-09-22

Q.E.D.進学塾の中学2年生~1時間半のマンツーマン授業

Q.E.D.進学塾の中学2年生のKちゃんは今夜マンツーマン授業を1時間半受講しました。文化部から運動部へ転部して1か月半が経ち、相当疲れがたまっている様子です。

そのためかKちゃんは今夜の数学の授業で習う予定の問題を貼付(ちょうふ)したノートを1冊、家に置き忘れて登塾して来ました。塾長は他のページから同種の問題を探し、Kちゃんに別のノートに貼ってもらってから授業しました。

塾長「塾に持ってくる物のメモを作りなさい。」
Kちゃん「はーい。」
塾長「慣れてきたらメモを見なくても用意できるようになるからね。」
塾長「ジャージ・パンツ・シャツ・くつした・キャンディ・おふろ・タオル・タオル・ふくろ・ふくろ。以上10点が塾長のバッグの中身よ。」
Kちゃん「よく覚えてるね。」
塾長「最初はメモしていたけれど直ぐ覚えちゃった。」
Kちゃん「そうなんだ。」

「忘れ物をしないようにしよう。」と唱えるだけでは何の対策にもなっていません。目的のために行動を起こしてこそ対策と言えるのです。

有効な対策のひとつは前日の夜に明日の用意を整えておくことです。Kちゃんに準備の習慣が身に着くことを願ってやみません。

今夜の学習予定を変更したのは数学だけではありません。英語も差し替えました。音読と文法事項を大幅に増やしたのです。音読は眠気防止のため、文法は記憶定着のためです。

無意味記憶(数字の羅列などを暗記する)のピークは小学5年生、有意味記憶(関連性や論理の組み立てなどを理解して覚える)のピークは中学2年生と言われています。また、記憶は眠っている間に頭の引き出しに整理整頓されて定着化することも知られています。

英語の授業終了後、Kちゃんの眠気は限界に達しました。
Kちゃん「15分だけ寝かせて。」
塾長「いいよ。おやすみ。」

Kちゃんは帰宅して直ぐ眠ることでしょう。Kちゃんが今夜習った文法事項が、明朝の起床時にはスムーズに取り出せる引き出しにしまわれていることを塾長は期待しています。

忘れ物や体調などの障害物があったときこそ臨機に対応したいものです。「災い転じて福」は、「継続は力」の次に塾長の好きな言葉です。

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