2014-09-30

Q.E.D.進学塾の高校3年生~大学入試センター試験出願

Q.E.D.進学塾の高校3年生のMoちゃんは昨日、1月17日・18日の両日に実施される大学入試センター試験への出願を済ませました。願書受け付け初日の出願にMoちゃんのやる気と決意を感じた塾長です。さすがMoちゃんです。「先手必勝」の言葉通りの入試結果を期待しています。

Moちゃんは今夜の授業でも意欲的に学習に取り組んでいました。登塾すると直ぐに英語長文を読解、そして同文についての小論文を日本語で書きました。100字の小論文の制限時間を、入試本番に合わせて10分に設定していましたが、Moちゃんはわずか7分で書き上げてしまいました。

Moちゃんは日に日に筆が速くなっています。もうこれ以上のスピードアップを図る必要のないほどです。Moちゃんは小論文をまだ10本も書いていないのに驚くべき上達の速度です。

入試は試験時間との戦いでもあります。時間に余裕ができることは大きな武器になります。その時間の余裕を攻守に活用したいものです。攻めとは答案の質を高めて得点を稼ぐこと、守りとは答案を見直して失点を防ぐことです。

Moちゃん「次は数学、ここが分からない。」
Moちゃんが質問したのは「3次関数の接線が3本引けるとき、定数項の値の範囲を求めよ。」という問題でした。

塾長「(問題集の)この解答でもいいけど・・・少し変えるね。」
塾長は計算を大幅に簡略化できる解法を教えました。

センター試験の数学の問題は誘導形式です。その誘導に乗って解き進めて行くのが基本なのですが、それでは計算が煩雑になってしまうことが多々あります。誘導ルートから少し逸れて先に答えを出し、そののちまたルートに復帰するという道を辿ったほうが速く解ける問題も多いのです。

このような手法を学ぶことは、直接的にはセンター試験対策として有効なのですが、同時に国公立大学の2次試験対策としても有効です。

誘導ルートを逸れることはすなわち自分で道を作ることです。これを繰り返すうちに数学の力が磨かれ、誘導の少ない2次試験でも完答までの道のりに迷うことがなくなるのです。

広い視野で問題を眺め、学力を総合的・複合的に高めて行きたいものです。

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