2014-09-14

Q.E.D.進学塾の小学6年生~入試まであと4か月半

Q.E.D.進学塾の小学6年生のHちゃんは中学受験生です。志望校の入試配点は国語・算数・理科・社会=2:2:1:1で、Hちゃんはそれに合わせて4教科をバランスよく勉強しています。

東京都私立中学校入試解禁日は毎年2月1日ですから、入試日まで残すところ4か月半です。入試が近づくにつれ焦りの色が見えてくるのが受験生の常ですが、Hちゃんにはそれがありません。見せないようにしているだけかもしれません。

昨日の土曜授業でのことです。
塾長「今日から倍数算・相当算を勉強しよう。」
Hちゃん「えー。まだ(前章の)練習問題が残っているよ。」
塾長「じゃあそれを解いてからね。」Hちゃん「やったあ。」

Hちゃんは宿題の仕事算の問題を全問正解しました。そこで塾長は次の単元の「倍数算・相当算」へ進もうとしたのですが、Hちゃんは前章の練習問題を解きたがり、塾長はそれに従いました。Hちゃんの言う通り、復習を優先すべきだと思ったからです。

練習問題はHちゃんがこれまでに習った特殊算の総復習の問題です。Hちゃんは宿題が満点だったので、練習問題を「解ける。」と自信を持ったのでしょう。Hちゃんが俄然やる気を出したのも理解できます。

入試までの残り4か月半で学習すべきことは山ほどあります。そのため先を急ぎたい気持ちはあります。しかし、児童の目が復習に向いたときはそちらを優先すべきでしょう。子どもがやりたい勉強をしているときに学習効果は最大化されると塾長は考えているのです。

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