Q.E.D.進学塾の高校3年生のMoちゃんは土曜日の18時半に『高校英語救急演習』の全246ページを履修完了したばかりです。
昨夜Moちゃんは次なる問題集の『高校新演習 スタンダード 英語長文』の第1講から第4講までを予習して登塾して来ました。
同書の各講は2つの長文で構成されています。Moちゃんは土日で8つの長文を読みこなし、設問を全て解いてから月曜日の授業に臨んだのです。Moちゃんの学習意欲の高さが伝わってきます。
Moちゃんが予習してきた8つの長文のうちの1つは、フェア・トレードについてでした。
Moちゃん「今一つ内容が把握できなかった。」
塾長「見せてみて。」
塾長はざっと英文に目を通し、本文に書かれていない具体例をひとつ説明しました。カカオ農園の児童労働についてです。
Moちゃん「よく分かった。」
たった一つの例だけで理解できたMoちゃんはさすがです。それだけ一生懸命予習してきた証拠でしょう。
塾長「内容把握できたところで早速、小論文を書いてみよう。10分で100字ね。」
Moちゃん「はい。」
塾長「Moちゃんの得意な『頭括法』で。」
Moちゃん「うん。」
Moちゃんの記述=『商品履歴が一目で分かるような政策』
塾長の添削=『商品履歴の表示を義務化する法整備』
Moちゃんが100字ぴったりで文章を書いていたので、塾長は文字数を一字も変えないよう添削しました。Moちゃんの小論文の出来は他に直すところのないほど見事でした。
塾長「これからもこの方式(英語の長文を読む→日本語の小論文を書く)でいい?」
Moちゃん「うんうん。これなら入試本番と同じだ。」
目を輝かせて喜ぶMoちゃんでした。
塾長は6年前のMoちゃんの姿を思い出していました。大好きな「どうぶつの森」のゲーム攻略本を教材に国語の勉強をしていた、小学6年生の当時と同じ目の輝きでした。
塾長「小論文はおうちで書いてくる?」
Moちゃん「塾で書く。おうちだと時間(制限時間10分)をずるしそうだから。」
塾長「塾で書こうね。10分だったら授業時間を圧迫しないし。」
Moちゃん「うん。」
明日Moちゃんは8つの英語長文のうちのもうひとつ(環境問題がテーマ)について塾で小論文を書く予定です。
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