2012-07-28

Q.E.D.進学塾の小学4年生~学習の総量と自主性

Q.E.D.進学塾の小学4年生たちは夏期講習会の午前の部に参加しています。朝の9時から正午まで学ぶ毎日です。国語を2ページ、算数を2ページ、英語を1文字(例:Q q キュー クッ)、以上のように学習の総量は決めてあります。しかし、どこを学習するのかは児童が自分で決めます。国語も算数も英語も、学習項目の選択権を児童に与えているのです。

易しいところ、自分ができると思うページを選んで学習する子もいます。その選択の過程で問題を見る目が養われます。これは実戦練習です。テストでは「解ける問題から解く」が鉄則なのですから。
しかし、実際に問題を解いてみると思うように解けないことも多々あります。ここで児童は自分が「分かったつもり」でいたことに気付くのです。その問題を板書解説すると児童の食いつきが違います。児童はできなかった問題をできるようになろうという強い意志を持って授業に真剣に取り組のです。

やや難しい問題に挑戦する子もいます。興味関心のおもむくままに問題を選択する子もいます。どちらの子も高い集中力で問題を解いています。児童が自ら選択した問題を解くことは学習への意欲を向上させるのです。

昨日の算数の時間にRちゃんはまとめの問題を選びました。4ページを飛ばしての挑戦でしたが苦戦していました。児童はこういう経験を通して順序良く学んでいくこと、すなわち基礎からの積み上げの大切さを理解していくのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿